実のなる野菜への肥料のやり方|元肥だけでは不足するので追肥を与える

家庭菜園 ナス 肥料・堆肥

5月頃に畑に植えつけるナス科のトマト・ナスや、ウリ科のキュウリなどは、
徐々に暖かくなってくるとともに生長が見られるようになり、
果実の膨らみもどんどん目に見えて分かるようになり、とても楽しいです。

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しかし、育ちが盛んになっているということは肥料をたくさん吸収している
ということの表れでもあります。

元肥として与えた肥料だけでは徐々に不足していきますので、
追肥を行い、肥料不足にならないように注意します。

追肥のポイントは以下の3つです。
1.追肥の時期を見逃さないこと
2.肥料の種類は作物によって違うことを理解し、また適量を与えること
3.根っこがきちんと肥料を吸収出来るように、位置を考えること

ピーマンや、ナスなどの果菜類は実どまりがいい作物ですので、
植え付けた後、半月ほどしたら1回目の追肥を行います。
その後、半月ペースで3回?4回の追肥を行なっていきます。

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トマトや、スイカ、カボチャなどは追肥を早めに行ってしまうと、
茎葉ばかりが育つようになってしまい、実がなりにくくなります。

そのため、着果して果実が肥大した頃を1つの目安として、
追肥を行うのがポイントとなります。

肥料の種類は化成肥料・油粕・有機肥料などが適しています。
適量を与えなければ、思わぬトラブルを招いてしまいますので、
手加減して適量を与えるように心掛けてください。

大体、3回目の追肥を終える頃に生長が盛んとなり、収穫期を
迎えますので、適度に増量していきます。

根っこの先端付近は1番肥料の吸収がいい場所となりますので、
1回目は株元から20センチほど離れたところに円状に追肥し、
2回目以降は溝を作ってから与え、土をかぶせるようにします。

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この記事を書いた人
こう

脱サラしてやりたかった農業に就農しました。
半農半IT生活を楽しんでいます。

経歴
大学院農学研究科修士課程を卒業
種苗会社で農場長をつとめ、野菜苗の生産
農業資材販売会社で肥料、農薬などを農家に販売
脱サラして就農

取得した資格
緑の安全管理士
野菜ソムリエ
施肥技術シニアマイスター
土壌医2級
JGAP指導員
毒劇物取扱者

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