果菜類の育苗のポイント|苗半作を意識しよう

「苗半作」とは、苗はとても大切なもので良い苗を選ぶことが、
その株を大きく生育させる、成功のポイントだという意味です。

果菜類の場合、本葉がまだ少ない頃に花芽がつくられるので、
苗の段階の生育によって、果実のつき方や、収量が大きく変化します。

■果菜類の苗作りのポイント

果菜類の苗作りで1番重点を置きたいのは、温度です。
発芽適温は25度前後となりますので、育苗箱やハウス栽培などで、
温度管理をしながら育てるのが一般的です。

また、苗の育て始めの段階は、病害虫への抵抗力が極めて弱いと言えます。
そのため、より良い環境で育ててあげることが、苗作りに重要だと言えます。

定植適期前には、1週間?10日間ほど、徐々に外気の温度に慣れさせる
順化の作業を行い、苗作りを完成させてください。

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■育苗のポイント

種まきには、ビニールポットやセルトレイなどを用いますが、
それぞれ種まきのできる限度が異なりますので、注意してください。

尚、種まきをしすぎてしまうと、間引きやお手入れが大変になり、
苗の定植も相当な数になってしまいます。

水、肥料の与え過ぎは、根腐れ病を起こすこともありますので、
充分に気を付け、乾燥気味に育てることが大切です。
肥料に関しては、培養土を使う場合、追肥はしなくとも育てられます。

■ビニールポットを用いる場合

ビニールポットを用いる場合は、生育の状況に応じて、
ポットの置く間隔を広く取り、葉と葉が重なり合わないように調節してください。

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この記事を書いた人
こう

脱サラしてやりたかった農業に就農しました。
半農半IT生活を楽しんでいます。

経歴
大学院農学研究科修士課程を卒業
種苗会社で農場長をつとめ、野菜苗の生産
農業資材販売会社で肥料、農薬などを農家に販売
脱サラして就農

取得した資格
緑の安全管理士
野菜ソムリエ
施肥技術シニアマイスター
土壌医2級
JGAP指導員
毒劇物取扱者

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