ネギの原産地と日本での歴史

日本の家庭料理には欠かせないネギ。
ネギといっても、さまざまなものがありますが、もともとは、
中国の西部で生まれたもので、欧米では、リーキや、
チャイブなどが育てられています。
そんなネギと日本の歴史は、奈良時代にはじまりました。
関東地方よりも北の地域では、白ネギや、長ネギといった、
根深ネギが広く栽培され、関西地方よりも西の地域では、
葉ネギと呼ばれる青ネギが広く栽培されています。
地方独特の品種もネギにはたくさんありますので、家庭菜園では、
そういった珍しい品種を育ててみるのも、面白いかも知れません。
根深ネギは、土を盛り下げて、日光に当てないようにすることで、
白くなる部分を、30センチ?40センチに伸ばす野菜です。
この土寄せの作業によってできた根深ネギは、風味が良く、
焼いても良し、煮ても良しと、炒めもの、鍋物などに良く使われています。
葉ネギは、主に、葉身部と呼ばれる青々とした部分を使います。
主に薬味として活躍するものです。根深ネギに必要な、
土寄せの作業も、軽く行えば良いので、ネギの中でも、
簡単に育てられ、家庭菜園に向いている野菜です。
ネギの歴史は古く、風邪の症状である、セキや、鼻水、
のどの痛みなどに効果的な野菜だとされていました。
その知恵は、ネギをくるんだタオルで首を巻くといった方法で、
今の日本にも、受け継がれています。
健康にも一役買っているネギ、家庭菜園にもピッタリですので、
是非、育ててみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人
こう

脱サラしてやりたかった農業に就農しました。
半農半IT生活を楽しんでいます。

経歴
大学院農学研究科修士課程を卒業
種苗会社で農場長をつとめ、野菜苗の生産
農業資材販売会社で肥料、農薬などを農家に販売
脱サラして就農

取得した資格
緑の安全管理士
野菜ソムリエ
施肥技術シニアマイスター
土壌医2級
JGAP指導員
毒劇物取扱者

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