カブの間引きのタイミング|間引き後は、防虫ネットのトンネル栽培も有効

■コナガや、アオムシの幼虫に気をつける
アブラナ科の野菜は、アオムシ、コナガの幼虫による、
食害の被害に気を付けなければなりません。
これらの害虫が発生すると、すぐに茎葉が食害されますので、
種まきの後に、不織布をベタ掛けして予防します。
風の強い季節となりますので、専用の留め具できちんと留めておきましょう。
■間引きはタイミング良く行う
カブは、間引きが遅れると、根が充分に育ちませんので、
タイミング良く行うのが重要です。
1回目の間引きのタイミングは、発芽後、子葉が出る頃。
密になった部分を綺麗に間引き、3センチくらいの間隔にします。
また、この時不整形のものは除去しましょう。
2回目の間引きのタイミングは、本葉2?3枚出た頃です。
今度は、5?6センチくらいの間隔になるように、抜き取ります。
2回目の間引きの後は、合わせて追肥も行います。
3回目の間引きは、本葉4枚?5枚の頃に行います。
10?12センチの間隔になるよう調節し、追肥、土寄せを行います。
■1回目の間引き後は、防虫ネットのトンネル栽培も有効
1回目の間引きまでは、ベタ掛け資材を使用しますが、
1回目の間引き後は、防虫ネットのトンネル栽培にするのが理想的です。
トンネル用の支柱と、防虫ネットを利用すれば、
収穫まで、病害虫対策を強化することができます。
この時、防虫ネットはピンと張るくらいまでしっかりと張り、
虫の入る隙間ができないように、固定しておくのがポイントです。

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この記事を書いた人
こう

脱サラしてやりたかった農業に就農しました。
半農半IT生活を楽しんでいます。

経歴
大学院農学研究科修士課程を卒業
種苗会社で農場長をつとめ、野菜苗の生産
農業資材販売会社で肥料、農薬などを農家に販売
脱サラして就農

取得した資格
緑の安全管理士
野菜ソムリエ
施肥技術シニアマイスター
土壌医2級
JGAP指導員
毒劇物取扱者

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