水はけのよい土|団粒構造は通気性と保水性のバランスをよくする

水はけが良い土、水の通りやすさのことを排水性が高い、
透水性が高いという表現をします。

しかし、排水性が高すぎてしまうと、土の中に水分が留まらず、
すぐに土が乾き、水分不足を起こしてしまうことがあります。

排水性が低すぎてしまうと、根腐れの原因ともなりますが、
排水性が高すぎてしまうことも良くないということを、覚えておきましょう。

土の中にある程度のスペースがあり、空気が通りやすくなることを、
通気性が良いと表現します。
排水性が悪くなれば、当然、通気性も悪くなります。

植物も生きていますので、空気が絶対に必要になりますから、
通気性の良い土を作ることも、野菜作りには欠かせないポイントです。

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加えて、保水力の高い土であるのが理想です。
保水力・保水性の高い土は、植物の生長に必要な水分を蓄えておけるので、
水分不足になりにくく、土が乾きにくいと言えます。

野菜作りをする土には、肥料を施すことになりますが、
保水力の低い土では、すぐに肥料が流れていってしまいます。
肥料持ちについても、考えておくようにしましょう。

■野菜が生長しやすい土作りのポイント

上記でも説明させて頂いた通り、水はけが良いこと、
通気性が良いこと、水持ち、肥料持ちが良いことが土づくりのポイントになります。

団粒構造の土は、この条件を全て満たす土となりますので、
野菜を作る前は、土壌改良を行い、団粒構造のところへ種をまいたり、
苗を植え付けるようにしてくださいね。

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この記事を書いた人
こう

脱サラしてやりたかった農業に就農しました。
半農半IT生活を楽しんでいます。

経歴
大学院農学研究科修士課程を卒業
種苗会社で農場長をつとめ、野菜苗の生産
農業資材販売会社で肥料、農薬などを農家に販売
脱サラして就農

取得した資格
緑の安全管理士
野菜ソムリエ
施肥技術シニアマイスター
土壌医2級
JGAP指導員
毒劇物取扱者

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