トマトの接木苗を定植して連作障害対策

トマトは、味だけではなく、食卓のいろどりを良くするとして、
家庭菜園でも、特に人気の高い野菜の1つです。
トマトの苗の植え付けの適期は、4月下旬?5月上旬頃です。
トマトは苗から育てるのが一般的とされますが、種から栽培する場合は、
まだ、寒い時期に種をまき、育苗をする必要があり、初心者向きではありません。
■トマトは連作障害が出やすいため、接木苗で育てよう
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同じ野菜、同じ科の野菜を毎年、同じ場所にて栽培すると、
連作障害とよばれる、野菜には良くない影響が多々出ます。
前につくっていた野菜の害虫、病原菌による影響や、
その野菜の出した分泌物の影響など、理由はさまざまとなりますが、
連作障害によって、作物が枯れてしまうことも良くあります。
家庭菜園では、狭い限られた中での栽培となりますので、
この連作障害には十分注意しながら、栽培を行う必要がありますが、
トマトを含む、ナス科の植物は、特に連作障害が出やすいため、
接木苗を使って育て始めることをおすすめします。
ピーマン、ナス、トマトは同じナス科に属する野菜ですが、
家庭菜園でも定番となるこの野菜を1度育てた場所は、3年?4年、
ナス科の野菜を作れなくなってしまいます。
狭い家庭菜園では、相当な痛手ですよね。
そんな時の助けとなるのが、接木苗です。
接木苗というのは、病気に強い苗を台木としてトマトの苗を接いだもので、
連作障害の影響が出にくいと言われています。
また、接木苗はトマトの嫌う、高温多湿にも強く育てやすいと言えます。

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この記事を書いた人
こう

脱サラしてやりたかった農業に就農しました。
半農半IT生活を楽しんでいます。

経歴
大学院農学研究科修士課程を卒業
種苗会社で農場長をつとめ、野菜苗の生産
農業資材販売会社で肥料、農薬などを農家に販売
脱サラして就農

取得した資格
緑の安全管理士
野菜ソムリエ
施肥技術シニアマイスター
土壌医2級
JGAP指導員
毒劇物取扱者

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