アブラナ科野菜(コマツナ、キャベツなど)の根こぶの原因|輪作栽培が1番の連作障害の予防

コマツナやキャベツの根の部分にコブのようなものが出来てしまった場合は、
連作障害による「根こぶ病」を疑ってください。
水やり・肥料・天候の観点が原因になることもありますが、
コブが出来ているという現象は、十中八九、根こぶ病だと考えられます。
■連作障害になっていませんか?
連作障害というのは、同じ畑の同じ場所に、同じ科の野菜や、
同じ野菜を育てることによって起こる障害です。
コマツナの場合は、それほど連作障害は多くないものの、
こういった根こぶ病を発症する場合が、考えられます。
連作すると、どの野菜に悪い影響を与える病原菌や、
有害なセンチュウの密度が高くなってしまうので、土壌の状態が悪くなり、
生育を阻害してしまうのです。
ウリ科では、キュウリやスイカ、メロンなどの野菜類が、
ナス科では、トマトやナス、ピーマンなどの野菜が、連作障害に遭いやすいです。
コマツナの属するアブラナ科の場合も、連作障害が起きると、
根こぶ病にかかりやすくなってしまいますので、キャベツや、ハクサイ、
ブロッコリーなどを育てた場所に連続して、コマツナを育てないようにします。
■輪作栽培が1番の連作障害の予防
作付け計画として、5年分くらいの畑の使い方を考えておきます。
こうすることによって、同じ科、同じ野菜を育てないように、
畑をローテンションして使う目安となります。
また、それはメモをとっておき、実際に育てた野菜の名前や期間なども、
明記しておくと、輪作年限がわかりやすく、管理がしやすくなります。

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