ほうれん草に適した土壌pH|酸性土壌をとても嫌う野菜

家庭菜園 ホウレンソウ ほうれん草の育て方

ほうれん草の栽培の注意点は、5つです。
甘みのある、美味しいほうれん草を栽培、収穫するためにも、
栽培のポイントに注意しながら、栽培してみてください。

家庭菜園 ホウレンソウ

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春まきの場合、秋まきの場合で、ほうれん草の品種を変える

 
 
ほうれん草を育てやすいのは、秋まきです。
ほうれん草の品種も、さまざまなものがありますが、多くの品種から、
選ぶことができます。
ただし、秋まきの時期は、気温が少し下がった頃に、べと病が、
起こる可能性があるので、注意してください。
べと病に抵抗する品種も販売されているので、そういった品種の種を、
入手すると良いかも知れませんね。
また、冬の時期にほうれん草を楽しみたいのであれば、防寒性の品種が良いでしょう。
 
 
ほうれん草は、少し育てにくくなりますが、春まきも可能です。
春まきの場合は、とう立ちしにくい、晩抽性品種を入手してください。
秋まきには利用しにくい品種となるので、そこもまた、注意が必要です。
 
 

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ほうれん草は、酸性土壌をとても嫌う野菜

 
 
ほうれん草は、酸性土壌にとても弱い性質があるので、
土壌酸度には、充分気を付けて育て始める必要があります。
ちなみに、土壌酸度の強い土地で育て始めると、
本葉2枚?3枚の頃に、ほうれん草の生育が止まってしまいます。
 
 
原因は、土壌中の酸化アルミニウム(アルミナ)が溶けて、
根の生育を粗大することにあると言われています。
 
 
ほうれん草の生育に適した土壌酸度は、pH6.3?7.0くらいです。
日本の家庭菜園は、酸性土壌であることが多いですから、
苦土石灰や堆肥を使用して、土壌改善を行ってください。
 
 
この土壌酸度は、リトマス試験紙や、土壌酸度測定器という、
便利な機械にて、自宅で測ることもできます。
また、雑草からも見分けることができます。
スギナ、オオバコ、ヨモギが自生しているところは、酸性土壌、
ホトケノザ、オオイヌノフグリが自生しているところは、中性土壌に近いです。

⇒ホウレンソウの花が咲く時期

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この記事を書いた人
こう

脱サラしてやりたかった農業に就農しました。
半農半IT生活を楽しんでいます。

経歴
大学院農学研究科修士課程を卒業
種苗会社で農場長をつとめ、野菜苗の生産
農業資材販売会社で肥料、農薬などを農家に販売
脱サラして就農

取得した資格
緑の安全管理士
野菜ソムリエ
施肥技術シニアマイスター
土壌医2級
JGAP指導員
毒劇物取扱者

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