サツマイモの植え付け時期と植える深さ|生育適温は、16度?35度と広い

サツマイモは、高温・乾燥に強く、関東ローム層の特徴でもある、
火山灰土を好む野菜です。生育適温は、16度?35度と広く、
イモの肥大に関しては、20度?30度が理想です。
植え付けは、5月頃より出回るつる苗で行います。
つる苗の選び方は、茎が太いこと・葉が5?6枚ついていること・
節間の少ないもの・しっかりとしなやかで新鮮であるのが、ポイントです。
葉はしなびているものでも構いませんが、下葉が黄色くなったもの、
根の付いているものは避けて選んでください。
通気性・排水性の良いところに畑を作ります。
畝はかまぼこ型に土を盛って作り、20センチほどの高い畝にします。
マルチングをすれば、地温を高め、保持することができるので、
早掘りも可能です。この時のおすすめは、黒色のフィルムです。
透明のフィルムでは地温が上がりすぎてしまいますし、
黒色のフィルムであれば、雑草の予防もすることができるからです。
植え付けは、畝の上に10センチ程度の穴を掘り、
苗を寝かすようにして茎の部分のみ、土にかくして植え付けます。
強い日差しや、強風の影響が出ますので、曇りの日や、
夕方以降の時間に植え付けの作業を行いましょう。
健康・美容効果も高いサツマイモ。便秘の解消、コレステロール値の減少、
取りにくいミネラル分の摂取…、家族の健康・美容のためにも、
家庭菜園では、一角にサツマイモのスペースを作り、
育ててみては、いかがでしょうか?
家庭菜園ならではのサツマイモの味は、美味しいですよ。

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この記事を書いた人
こう

脱サラしてやりたかった農業に就農しました。
半農半IT生活を楽しんでいます。

経歴
大学院農学研究科修士課程を卒業
種苗会社で農場長をつとめ、野菜苗の生産
農業資材販売会社で肥料、農薬などを農家に販売
脱サラして就農

取得した資格
緑の安全管理士
野菜ソムリエ
施肥技術シニアマイスター
土壌医2級
JGAP指導員
毒劇物取扱者

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