スイカの栽培温度と土壌酸度|地温は高めで酸度はpH5.0?5.5

スイカは、高温好みであるため、比較的日本でも育てやすいですが、
湿度の高い日本では、水はけに注意して、乾燥気味に育てるのがポイントです。
夏には毎日でも食べたいスイカですので、是非、作ってみてください。
■高温を好むスイカは、地温を高めて植えつけるのが重要
スイカを育てる時の土壌のポイントは、水はけ、通気性の良いところで、
管理することです。また、酸度はpH5.0?5.5とジャガイモと同等程度の
酸度が必要となるので、土壌を事前に調べておくと良いでしょう。
熱帯アフリカ原産となるスイカは、高温を特に好む作物です。
苗は、充分に地温の高まる5月の大型連休明け頃に植えるのが良いでしょう。
また、植え付けの1週間前には、黒色のマルチングなどを行い、
地温を高めておくのが重要です。
苗の植え付けは、やや浅めにするようにし、他の地面よりも、
少し高い位置に根鉢が来るように植え付けます。
植え付け後にも、ホットキャップなどの資材を使用しておけば、
気温を高められ、生長を促すことができます。
■スイカは、3本仕立てにして管理する
基本的には、親蔓の1本、子蔓の中から2本を選んで、
3本仕立てとして管理を行いますが、ベランダでの栽培の場合や、
限られたスペースでの栽培の場合には、親蔓1本、子蔓1本の、
2本仕立てでも育てることができます。
蔓と蔓が絡まないように配置するのがポイントです。
次回の記事では、着果以降のスイカの栽培ポイントについて、
紹介させていただきます。

スポンサーリンク

この記事を書いた人
こう

脱サラしてやりたかった農業に就農しました。
半農半IT生活を楽しんでいます。

経歴
大学院農学研究科修士課程を卒業
種苗会社で農場長をつとめ、野菜苗の生産
農業資材販売会社で肥料、農薬などを農家に販売
脱サラして就農

取得した資格
緑の安全管理士
野菜ソムリエ
施肥技術シニアマイスター
土壌医2級
JGAP指導員
毒劇物取扱者

こうをフォローする
スイカの育て方
こうをフォローする
初心者でも簡単!家庭菜園の作り方

コメント

タイトルとURLをコピーしました