ゴボウの原産地と日本での歴史

ゴボウの原産地は、西アジア・地中海沿岸付近にあります。
日本においても、ゴボウの歴史は古く、平安時代には既に、
食用として食べられてたことが分かっています。
ゴボウは、食物繊維が豊富に含まれている低カロリー食品なので、
度々、健康効果・美容効果があると、挙げられます。
含有成分であるイヌリンには、便通を良くする効果もありますので、
便秘を改善する食材として、有名です。
また、中国から薬用として伝わったゴボウは、滋養強壮薬として、
漢方でも用いられています。これは、性ホルモンの分泌をサポートする
アルギニンが含まれているためです。
■ゴボウの生育
生育適温は20?25度。耐暑性のある野菜です。
また、ゴボウの形状を見ると分かる通り、直根性の野菜のため、
移植栽培はできません。畑に種をまく、直播栽培で育てます。
畝作りは、充分な深さはまで良く耕すようにして、
根がきちんと、真っ直ぐに伸びるようにしておきます。
途中に石や土のかたまりがあると、生育の妨げとなりますので、
注意してください。
ゴボウの種まきの適期は、3月下旬?5月くらいまでとなります。
種は前日に水に浸して、水分を含ませた状態のまま、直蒔きします。
ゴボウは、好光性種子ですから、覆土はなるべく薄くするようにし、
充分に水を与えながら育てるのがポイントです。
また、種まきの後は、不織布などのベタ掛け資材を利用して、
土が乾燥しないようにしておくと、発芽が綺麗に揃いますよ。

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この記事を書いた人
こう

脱サラしてやりたかった農業に就農しました。
半農半IT生活を楽しんでいます。

経歴
大学院農学研究科修士課程を卒業
種苗会社で農場長をつとめ、野菜苗の生産
農業資材販売会社で肥料、農薬などを農家に販売
脱サラして就農

取得した資格
緑の安全管理士
野菜ソムリエ
施肥技術シニアマイスター
土壌医2級
JGAP指導員
毒劇物取扱者

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