ゴボウの栽培のポイント|好光性種子のため、覆土は薄めに行う

■岐根(きこん)にならないように、土作りを行う
ゴボウは、直根性の野菜に属します。
その中でも特に根が長く、細く育ちますので、深いところまで、
しっかりと耕し、異物などは除去して土を柔らかくしておくのがポイントです。
根が固まった土や石などに当たると、岐根になりやすいです。
また、土が柔らかくないと、収穫の時に上手くとれなくなりますので、
充分に耕してから育てはじめましょう。
ゴボウは、日当たりの良い、水はけの良い場所を好みます。
種まきをする2週間前までに、苦土石灰をまいて耕します。
植え付け前は、深さ50?100センチ、畝幅25センチほどとし、
堆肥、化成肥料を入れて耕します。
■好光性種子のため、覆土は薄めに行う
ゴボウは、好光性種子となりますので、種は前日に水を含ませ、
水を切った状態で直蒔きし、軽く覆土します。
まき方は、株間10?15センチほどの点まき、1箇所あたり、
5?6粒が理想です。種まき後の水やりも忘れず行ってください。
■間引き、追肥、中耕、土寄せの作業
間引きは、本葉1?2枚の時、本葉3?4枚の時の2回行います。
この時、根元を押さえながら、苗の根を痛めないように注意してください。
2回目の間引きの後は、化成肥料50グラム(1平方メートルあたり)を追肥して、
株の周囲に混ぜあわせます。
その後、根を痛めないように注意しながら中耕の作業を行い、
最後に、株の根元に土寄せして、徐々に根を太らせていきます。

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この記事を書いた人
こう

脱サラしてやりたかった農業に就農しました。
半農半IT生活を楽しんでいます。

経歴
大学院農学研究科修士課程を卒業
種苗会社で農場長をつとめ、野菜苗の生産
農業資材販売会社で肥料、農薬などを農家に販売
脱サラして就農

取得した資格
緑の安全管理士
野菜ソムリエ
施肥技術シニアマイスター
土壌医2級
JGAP指導員
毒劇物取扱者

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