コンテナ栽培のメリットとデメリット|狭いスペースで楽しめる家庭菜園

野菜つくり キッチン菜園

コンテナ栽培という言葉を良く耳にすると思いますが、
コンテナ栽培というのは、鉢やプランターなどの容器を使った栽培方法のことで、
畑を利用せずに野菜を育てる方法です。

家庭菜園を作ることのできないお宅でも、ベランダを使った家庭菜園や、
庭の片隅での家庭菜園を楽しむことができるので、
マッションやアパートにお住まいの方にも人気が高いです。

コンテナであれば、持ち運びすることもできますので、
菜園ガーデンを作るのにも向いており、さまざまなメリットがあります。

しかし、野菜というのは本来、畑で育てるのが理想です。
そのため、デメリットがあることも忘れてはいけません。

そのデメリットの1つは、根の伸び方にあります。
畑での栽培では、肥料や水分、酸素を求めて、根っこが自由に伸び出しますが、
コンテナ栽培の場合は、その範囲が非常に狭いため、その中で伸びることしかできません。

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また、土壌に関しても与えることのできる肥料分が減りますし、
酸素や水分についても、畑と比べて大きく異なります。

野菜にとって大きく根を伸ばすことは、重要なことです。
肥料を吸収すること、水分を吸収すること、それらを茎葉に供給すること、
酸素を取り入れることなど、さまざまな役目を担っているからです。

コンテナ栽培では、詰まった根同士が酸素を奪い合うこともあり、
酸欠になることもあるという事は覚えておきましょう。

しかし、正しい土・正しい環境で育てられれば、コンテナ栽培でも、
さまざまな野菜を育て、収穫することができます。

畑での栽培と比較して、注意しなければならない点は多々ありますが、
メリットも大きいと言えますので、挑戦してみてはいかがでしょうか?

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この記事を書いた人
こう

脱サラしてやりたかった農業に就農しました。
半農半IT生活を楽しんでいます。

経歴
大学院農学研究科修士課程を卒業
種苗会社で農場長をつとめ、野菜苗の生産
農業資材販売会社で肥料、農薬などを農家に販売
脱サラして就農

取得した資格
緑の安全管理士
野菜ソムリエ
施肥技術シニアマイスター
土壌医2級
JGAP指導員
毒劇物取扱者

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