覆土の厚さとやり方|種によって上手に土のかぶせ方を変えてあげましょう

野菜つくり 種まき

種まき後は、土を被せて作業を終了することになりますが、
この時の土の被せる厚さは、種の直径に合わせて変化させるのが一般的です。

目安は、種の直径×3倍の厚さとなりますので、種が大きければ大きいほど、
被せる土の量も多くなり、小さければ小さいほど、薄く被せることになります。

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また、好光性種子であるかどうかも、大切な目安となります。
好光性種子というのは、光を好む性質の種子のことで、この性質を持つ種は、
光に当たることで、発芽を促すことができます。

例えば、ニンジンやレタス、セロリの種が好光性種子です。
これらの野菜を種から育てる場合は、なるべく光が当たりやすいように、
土を薄くかけることが、発芽を高めるポイントとなります。

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土を厚くすると、発芽不良を起こすこともありますので、
充分注意してください。

ただし、どの野菜であってもある程度の土は必要です。
好光性種子だからといって、全く土を被せないと、種が雨水で流れたり、
鳥害により、食べられてしまうこともあります。

また逆に、嫌光性種子もあります。
好光性種子とは逆で、光を好まない、暗いところで発芽率が上がるタイプです。

ダイコンや、トマト、ナスなどの野菜がこのタイプです。
種まきの場合は、しっかりと土を被せて手で軽く抑えるようにしてください。

嫌光性種子・好光性種子問わず、種まき後の水やりは重要です。
充分に水を与えて、種と土がしっかりと密着するように管理してください。

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この記事を書いた人
こう

脱サラしてやりたかった農業に就農しました。
半農半IT生活を楽しんでいます。

経歴
大学院農学研究科修士課程を卒業
種苗会社で農場長をつとめ、野菜苗の生産
農業資材販売会社で肥料、農薬などを農家に販売
脱サラして就農

取得した資格
緑の安全管理士
野菜ソムリエ
施肥技術シニアマイスター
土壌医2級
JGAP指導員
毒劇物取扱者

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