家庭菜園での支柱の立て方と注意点

キュウリや、サヤインゲンなど、つる性の野菜を育てる時には、
つるを誘引することのできる「支柱」を用いて、野菜の管理を行います。

この支柱の差し方ですが、地面に差し込む時に根っこを傷つけないよう、
苗から少し離して支柱を立てることをお勧めします。

苗のすぐ近くに支柱を立てると、根っこに支柱のダメージが加わり、
生育を阻害してしまう場合があるからです。

目安は大体、株より15センチほど離して支柱を地面に差し込みます。
もちろん、この距離が離れすぎてしまっては、野菜を支えることができなくなるので、
ちょうど良い距離に設置するのが、基本です。

スチール製の支柱に、ビニールで覆ってある一般的なものは、
先端が尖ったほうを、土の中に入れるようにします。
逆にすると、大変危ないので、向きは確認するようにしてください。

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支柱の大きさはさまざまで、大きいものは3メートルほどのものもあります。
栽培する野菜がどれだけ伸びるものなのかを、大体把握して、
差し込む部分(約30センチ)を考慮し、購入してみてください。

ピーマンやナスなどであれば、1.5メートルほどの長さの支柱を、
キュウリやトマトなどであれば、2メートル以上ある支柱を選ぶようにしてください。

野菜それぞれの特徴や、家庭菜園のスペースなどを考えて、
支柱の差し方についても、考えていきます。
一般的なのは直立式ですが、合掌式などを使った菜園も良く見かけます。

支柱に上手く誘引することができれば、管理が楽になりますし、
生長を安心して見守ることができます。

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この記事を書いた人
こう

脱サラしてやりたかった農業に就農しました。
半農半IT生活を楽しんでいます。

経歴
大学院農学研究科修士課程を卒業
種苗会社で農場長をつとめ、野菜苗の生産
農業資材販売会社で肥料、農薬などを農家に販売
脱サラして就農

取得した資格
緑の安全管理士
野菜ソムリエ
施肥技術シニアマイスター
土壌医2級
JGAP指導員
毒劇物取扱者

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