マルチングの効果|目的によって、使うフィルムには違いがある

株元や、土の表面の覆うようにして使うマルチングは、
野菜作りの資材の中では、最もポピュラーであり、使いやすいものです。
目的によって、使うフィルムには違いがありますので、簡単に紹介します。

■敷きワラや刈草を使ったマルチング

敷きワラや刈草は、今でこそ手に入れにくい資材と言えますが、
昔は、こういったものを使ったマルチングが一般的でした。

特に梅雨明けの果菜類、夏野菜にはぴったりな資材と言えるので、
用意の出来る方は、利用してみてください。

効果は、土壌の乾燥予防、雑草防止、雨による泥の跳ね返り予防などと、
なります。

■ポリフィルムを使ったマルチング

現在の家庭菜園では、ポリフィルムを使ったマルチングが一般的です。
種類がとても多く、サイズは勿論、色なども異なり、色によってその効果も違います。

保温効果が高いのは、日光の影響を受けやすい透明のフィルムです。
黒いフィルムは、雑草予防に効果が高く、シルバーフィルムは、
地温上昇の予防、アブラムシの予防などの効果が期待出来ます。

また、最近は穴の空いているポリフィルムもあり、
そちらを使うと、換気する手間も省けるメリットがあります。

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穴あきフィルムは、特にタマネギの栽培に適していますので、
タマネギを育てる場合は、このマルチング資材を選ぶようにすると良いでしょう。

幅は95センチ、135センチ、150センチなどの種類がありますので、
畝幅に合わせて選ぶようにすると良いです。
それぞれの特性を知り、適した資材を使うようにしましょう。

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この記事を書いた人
こう

脱サラしてやりたかった農業に就農しました。
半農半IT生活を楽しんでいます。

経歴
大学院農学研究科修士課程を卒業
種苗会社で農場長をつとめ、野菜苗の生産
農業資材販売会社で肥料、農薬などを農家に販売
脱サラして就農

取得した資格
緑の安全管理士
野菜ソムリエ
施肥技術シニアマイスター
土壌医2級
JGAP指導員
毒劇物取扱者

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