実のなる野菜への元肥のやり方|根の張り方を考えて肥料を与える

野菜つくり 肥料・堆肥

桜の見頃になった頃は、家庭菜園が忙しくなる時期でもあります。
この時期は、トマト・キュウリ・ナスなど、食卓にも並べやすい
果菜類の元肥を入れるのにちょうど良い時期となります。

しっかりと元肥を入れてあげれば、苗は元気に育ちますし、
たくさんの果実を付けることが出来るようになりますので、早めの段階で
元肥を準備するようにしてください。

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また、当然のことですが植えてからは掘り起こせませんので、
植えてからは与えることの出来ない、根っこの張る位置までしっかり
肥料が与えられるように元肥をあげるのがポイントです。

キュウリ・メロン・スイカなどのウリ科の作物の場合は、
根っこが浅く広く張る特徴がありますので、それを考慮した上で、
元肥を入れてください。

⇒キュウリの育て方
<⇒スイカの育て方

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また、ピーマンやナス、トマトといったナス科の作物の場合は、
根が深くまで伸びていくようになりますので、それぞれの違いに対し、
適した方法で肥料を与えましょう。

⇒ピーマンの育て方
⇒ナスの育て方<
<⇒トマトの育て方

また、良質の堆肥を使うのは勿論ですが、早めに元肥を入れる場合は
完熟ではなく、中熟くらいのものを与えるようにするのもポイントです。

また、この代わりに乾燥した牛糞やヤシガラ、ピートモスなどを
使っても良いです。これらと合わせて、油粕・有機肥料も入れます。

トマトやスイカの元肥に窒素成分を多く与えてしまうと、
早い内に茎葉だけが育ちすぎてしまい、実がなりにくくなりますので、
化成肥料などには注意するようにしましょう。

この場合は、果実が大きくなってきたな?と感じた頃に、
追肥として肥料を与えるほうが望ましいです。

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この記事を書いた人
こう

脱サラしてやりたかった農業に就農しました。
半農半IT生活を楽しんでいます。

経歴
大学院農学研究科修士課程を卒業
種苗会社で農場長をつとめ、野菜苗の生産
農業資材販売会社で肥料、農薬などを農家に販売
脱サラして就農

取得した資格
緑の安全管理士
野菜ソムリエ
施肥技術シニアマイスター
土壌医2級
JGAP指導員
毒劇物取扱者

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