直播したほうがいい野菜|軟弱な野菜や直根性の根菜類

野菜つくり 家庭菜園栽培の基本

直播栽培は、畑・プランター・コンテナなどの土に直接種を蒔き、
そのまま収穫まで、生育させる栽培方法になります。

栽培期間の短い軟弱な野菜や、ダイコンなどの直根性の根菜類は、
直播栽培であることが絶対条件となります。

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これに当てはまらない野菜であれば、直播栽培は勿論、
移植栽培と呼ばれる苗を購入し植え付ける方法なども、用いることが出来ます。

直根性の野菜とは?

直根性の野菜というのは、その名前の通り、根が真っ直ぐ下に向かって
伸びていく野菜のことです。そして、その根を収穫する野菜が属します。
ニンジン、カブ、ダイコンなどがその仲間です。
家庭菜園 ニンジン
何故、直播栽培でなければならないのか?というところですが、
これらの野菜を移植することになると、根が傷み、根が分かれてしまったりと、
品質が悪くなることがあるためです。

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また、注意しなければいけないのは土を良く耕すことです。
石や、土の塊などの障害物があると、根が分かれてしまう事がありますので、
又根とならないよう、綺麗に土を耕してから種を蒔きましょう。

軟弱野菜とは?

軟弱野菜は、収穫した後に鮮度が落ちやすい野菜のことです。
例えば、小松菜やほうれん草、ミズナなどが挙げられ、
日持ちが悪い野菜と考えてください。

これらは、栽培期間が1ヶ月-1ヶ月ちょっとほどと短い野菜であるため、
直播栽培が必須となります。
家庭菜園 ホウレンソウ
苗を育てても育てられないことはありませんが、育苗はほとんど意味がなく、
作業を増やすだけになってしまいます。

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この記事を書いた人
こう

脱サラしてやりたかった農業に就農しました。
半農半IT生活を楽しんでいます。

経歴
大学院農学研究科修士課程を卒業
種苗会社で農場長をつとめ、野菜苗の生産
農業資材販売会社で肥料、農薬などを農家に販売
脱サラして就農

取得した資格
緑の安全管理士
野菜ソムリエ
施肥技術シニアマイスター
土壌医2級
JGAP指導員
毒劇物取扱者

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