海外での野菜栽培

海外で生活したことのある人ならば誰もが感じる、
日本食が食べたい・日本のような野菜が食べたいという
欲求を満たすために私は野菜つくりを始めました。
野菜はスーパーで買うものと思っていましたが、
そこは海外、都市部にあるアジア系のスーパーに行かないと
里芋やほうれん草などは手に入りません。
ある時、生ごみを捨てている庭の片隅で、
何かが目を出していたのに気が付きました。
しばらく成長を待ってみるとそれはカボチャでした。
最初、品種はわかりませんでしたが、
どんどんと大きくなり、その年は5cmほどの小さな実が一つなりました。
次の年は立派なカボチャが2つ収穫できたのです。
この時初めて栗かぼちゃだとわかりました。
最初の年は実がなる頃に日照りが続いた為、
収穫に至らなかったのかと思います。
それ以降は土を入れ替えたり、
花が咲くころからは水やりを増やしたりし、
毎年立派な栗かぼちゃが収穫できています。
そのカボチャの芽を見つけた時から、
私は菜園を始めました。
野菜の種をインターネットで注文し、育てました。
中には予想と違った洋物野菜であったり、
見た目は日本の長ナスとそっくりでも皮が非常に硬かったり、
水不足で枯れてしまったりと失敗例もたくさんありました。
そうしてしているうちに徐々に増え、
今では日本食には欠かせない
野菜がいつでも入手できるようになっています。
食の欲求はこんなにも人間をまめにするのかと、
私自身驚いています。
偶然の栗かぼちゃの発芽には「ありがとう」と伝えたいです。

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この記事を書いた人
こう

脱サラしてやりたかった農業に就農しました。
半農半IT生活を楽しんでいます。

経歴
大学院農学研究科修士課程を卒業
種苗会社で農場長をつとめ、野菜苗の生産
農業資材販売会社で肥料、農薬などを農家に販売
脱サラして就農

取得した資格
緑の安全管理士
野菜ソムリエ
施肥技術シニアマイスター
土壌医2級
JGAP指導員
毒劇物取扱者

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