家庭菜園でのプチトマトの育て方

小学生の頃理科の授業の一環で朝顔につづいて
プチトマトを作ったこともある方は少なくないのではないでしょうか。
けれどもいざ家庭で作ろうとしても良く覚えていなかったり、
分からないことが多いと思います。
先ず気をつけなければならないのは鉢選びです、
プチトマトは根が縦に伸びる植物のためある程度深さのある鉢を選びましょう。
ある程度大きくなってきたら移せる場所も確保しておくと良いと思います。
もしそのような場所が無い場合は出来るだけ余裕のある大きさの深い鉢を選びましょう。
続いては、土の選び方と入れ方になります。
屋内で育てたい場合は土に虫が入っていないことが
保障されている密封型パッケージの土を選びましょう。
水はけの良い物である必要がありますが
菜園用に売っている土であれば殆ど問題ありません。
まずは底に水はけ用の石は小枝などを詰めた上で土を盛って行きます。
上から軽く押す程度であまり押してはいけません。
準備が出来たところで種を植えましょう。
種は土に第一関節程度の深さの穴を開けてそのまま植えましょう。
最初はちゃんと育たない場合もあるので複数植えます。
芽が出てきたらしばらく育てますが、芽がある程度のサイズになってきたら
成長著しいもの以外は間引きします。
トマトは乾燥気味の土の方が育ちがいいので
室内の場合毎日水をあげる必要はありませんが、
芽が小さいうちは常に土を湿らせてあげるくらいが良いと思います。
あとは難しい事は無く2日に1度土の乾燥度合いを見ながら
表面が乾いていたら水をあげます。
品種選びですが、スーパーで買った種が美味しいからといって
それを植えるのはオススメできません。
売っている野菜は美味しい品種をつくるため、
配合が複雑に進んでいるので1世代しかまともなものが出来ません。
つまり売っている段階が1世代目なので
それ以降のトマトはいい物が出来ません。
育てたい場合は菜園用の種を購入しましょう。

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この記事を書いた人
こう

脱サラしてやりたかった農業に就農しました。
半農半IT生活を楽しんでいます。

経歴
大学院農学研究科修士課程を卒業
種苗会社で農場長をつとめ、野菜苗の生産
農業資材販売会社で肥料、農薬などを農家に販売
脱サラして就農

取得した資格
緑の安全管理士
野菜ソムリエ
施肥技術シニアマイスター
土壌医2級
JGAP指導員
毒劇物取扱者

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