トマトの誘因で失敗|成長する分を計算して固定

これに注意してください、さもないと私と同じ過ちをしてしまうのでしょう。なぜなら、、、
これは実際に去年経験した話です。
去年はトマトを栽培始めた4月下旬あたりは風がとても強かったのです。
だから、支柱をしっかり立てて、トマトの苗が倒れないように
しっかりと紐で茎と支柱をきつく結びつけました。
こうすると風が強くても苗が倒れる心配はありません。
「一週間に一回ぐらいの頻度で見に来れば大丈夫だろう」、そう考えたのです。
確かに最初の頃は期待通りでした。どんなに風がつよくても倒れません。
しかし、トマトが成長して、茎が太くなると、ある恐ろしいことが起きました。
今思えば、トマトに謝りたい気分です。「ごめんなさい」なぜなら、、、
トマトの茎を紐で締め付けてしまったからです。
つまり、こういうことです。土から吸い取った養分が上に行かなくなったのです。
その結果、成長できなくなりました。実は大きくならないし、
茎は先細り、茎の色は薄緑色です。
病気になったトマトのようにヒョロヒョロです。
最初は土作りが失敗したのかなと思いました。
トマト栽培ではしっかりと石灰や肥料を上げないと
立派な実がならないことはよく知られています。
でも、牛糞をしっかり入れたし、苦土石灰も入れました。
トマトの根が地中深く張れるように、深く耕しました。普通ならこれで万全です。
だから、「なぜトマトがこんなにも成長しないのか?」
最初は理由がわかりませんでした。
ただ、どの苗も同じような位置から成長が止まっているのです。
だから、「もしかして、、、」すぐにピンと来ました。
スグに茎を調べてみました。
すると、紐がしっかりと茎に食い込んでいるじゃないですか。
見るからにトマトの茎を締め付けています。
これでは養分が上にいきません。窒息状態です。
だから、もしあなたが、苗が倒れないように茎と苗を固定するならば、
必ず茎の成長分を計算して、紐で縛りましょう。さもないと、
私と同じ過ちをしてしまうでしょう。

スポンサーリンク

この記事を書いた人
こう

脱サラしてやりたかった農業に就農しました。
半農半IT生活を楽しんでいます。

経歴
大学院農学研究科修士課程を卒業
種苗会社で農場長をつとめ、野菜苗の生産
農業資材販売会社で肥料、農薬などを農家に販売
脱サラして就農

取得した資格
緑の安全管理士
野菜ソムリエ
施肥技術シニアマイスター
土壌医2級
JGAP指導員
毒劇物取扱者

こうをフォローする
みんなの家庭菜園体験談
こうをフォローする
初心者でも簡単!家庭菜園の作り方

コメント

タイトルとURLをコピーしました