家庭菜園でししとうの栽培体験

野菜作りは、人生の中で何か機会がなければ中々できないことだと思っています。
職業的に、野菜を育てるなどの場合を除いては、
やはり野菜を生活サイクルの一環に取り入れるということは、やや難しいことのように思えます。
学生時代に本当に少ない回数ではありますが、
私も「家庭菜園」を体験することができました。
学生時代と言っても、小学生の頃なのですが、
時期としては野菜も育ちやすい夏休みを使って行いました。
いわゆる「自由研究」として行ったわけですが、
これが始めたら中々面白く、成長する場面に出くわしては感動していたものです。
私は、数ある野菜の中から、比較的に初心者でも
育てやすいものから家庭菜園を始めました。
選んだ野菜は、「スーパーししとう」です。
なぜ、ししとうを選んだのかと言いますと、
ししとうは夏に強い野菜で、病害虫の発生も他の野菜に比べると育てやすく、
初心者の私でも扱いやすいと思ったからです。
実際に夏休みに自宅の畑の一角を使って、緑のししとうを植え、育て始めました。
育てる上で、夏休みに種を植えつけるのは少し遅いと思い、
植え付け作業は夏休みに入る約1、2か月前に終わらせていたので、
夏休みの期間は主にししとうの観察と収穫をメインに行いました。
また、植え付けは、陽射しが強い夏では難しいので、
陽射しが穏やかで土がほんわか暖かい5月に行うのが良いということを
祖母から教えて貰っていたため、
最初の作業は滞りなくスムーズに実施できたのを憶えています。
収穫まで、間引きやししとうの成長を促すためにも支柱を立てたりと、
することがたくさんあり、野菜作り初心者の私は、あたふたしながら励みました。
その中でも気を付けたことは、ししとうは他の野菜より
収穫できる期間が長いので、生長し始めた頃から
有機配合肥料を途切れないように撒いていました。
これをちゃんと行わないと、ししとうの出来にも影響がみられ、
形も不細工に仕上がったりと、均等なししとうが出来ないので、
毎日の観察にはかなり真面目に取り組みました。
その結果、夏休みに行った家庭菜園は始めただらけだったわりに、
それなりの成果を上げることができ、食卓には様々な形の
「スーパーししとう」が並び、ししとうの美味しさを改めて知ることができました。
学生時代と言う時間が多くある時期に
こういう体験をすることができたことは、
私にとって貴重な体験でした。
また、時間が出来て家庭菜園しやすい環境が出来たら、
違う野菜を栽培してみたいと考えています。

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この記事を書いた人
こう

脱サラしてやりたかった農業に就農しました。
半農半IT生活を楽しんでいます。

経歴
大学院農学研究科修士課程を卒業
種苗会社で農場長をつとめ、野菜苗の生産
農業資材販売会社で肥料、農薬などを農家に販売
脱サラして就農

取得した資格
緑の安全管理士
野菜ソムリエ
施肥技術シニアマイスター
土壌医2級
JGAP指導員
毒劇物取扱者

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