家庭菜園でのオクラの育て方

オクラは、北アフリカ原産で、発芽温度は25度から30度です。
生育適温は昼は、28度から30度、夜は20度から23度の高温性作物です。
夜温14度以下では生育がひどく悪くなってしまいます。土壌はあまり選びませんが、
直根が深く伸びるので、耕土の深い、有機質の多い畑ほどいいのです。
品種は、クリムソンスパインレスというものです。
元肥をすき込み、1メートル幅の畝を作ったら、
ポリマルチをして地温を上げます。
数日後に条間45センチ、株間30センチでポリフィルムに切り口をつくって、
3粒から4粒ずつ種をまいていきます。
種子は半日程水にひたしておくと発芽が早まります。
発芽して本葉2枚になったころ間引きをして、
1本か2本仕立てにします。畑に直播きせずに、
移植するばあいは鉢で育苗して、本葉2枚で定植します。
播種後60日程で花が咲いてきます。
そして、生長も早まってきますが、
このころから水不足や肥料切れになるとよいさやができないので、
2週間から3週間ごとに液肥400倍液の追肥をします。
真夏にはときどき畝間に水を入れてやります。
葉が茂りすぎるようなときは、古い葉を摘んで整理するといいです。
開花後3日から4日、さやが4センチから5センチに伸びた頃が収穫の適期です。
涼しくなる9月下旬まで収穫が楽しめます。
2通りの播種の方法のどちらでいくかなのですが、
ビニールマルチを使いたくないので、
ポリ鉢で育苗することにします。
直播きは発芽までに雑草に負けそうになるので、
やきもきしてしまいます。

スポンサーリンク

この記事を書いた人
こう

脱サラしてやりたかった農業に就農しました。
半農半IT生活を楽しんでいます。

経歴
大学院農学研究科修士課程を卒業
種苗会社で農場長をつとめ、野菜苗の生産
農業資材販売会社で肥料、農薬などを農家に販売
脱サラして就農

取得した資格
緑の安全管理士
野菜ソムリエ
施肥技術シニアマイスター
土壌医2級
JGAP指導員
毒劇物取扱者

こうをフォローする
みんなの家庭菜園体験談
こうをフォローする
初心者でも簡単!家庭菜園の作り方

コメント

タイトルとURLをコピーしました