初心者でも簡単!家庭菜園の作り方

家庭菜園は初心者でも簡単にできます。家庭菜園で自分で作る野菜はおいしい! でもやりかたがわからない人に土作りの方法から肥料の施し方、種蒔きや苗の植付けから、 収穫までの育て方や土や水の管理の仕方、便利なガーデニング用品など紹介します。

ソラマメの育て方

ソラマメの育て方、種まきから整枝、摘心、収穫まで

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ソラマメの収穫期は、1ヶ月未満と大変短いものとなりますが、その分、新鮮さを味わうことが出来る野菜と言えますので、家庭菜園に是非、取り入れて頂きたい野菜の1つでもあります。
ソラマメは家庭菜園でも育てやすく、収穫をした後は、なかなか味わうことの出来ない、新鮮なマメの味を楽しむことができて、とてもおすすめです。
そんなソラマメの育て方についてまとめました。

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ソラマメの種まき時期、植え付け方法

ソラマメの種まき

種まきは地域によって適期が異なりますので、注意して行います。
温暖地では早蒔き、寒地では遅蒔きとなります。
これは、寒さによる被害を避けるためとなりますので、重要です。
具体的な適期となりますが、10月上旬頃になったら温暖地の種まき、中間地であれば、10月の中旬頃、寒い地域では、2月以降に蒔きだし、寒気に合わせて適期を変えます。
ソラマメ種子 おはぐろ
ソラマメは、種子が大きいため、発芽する際に、多くの酸素と水分が必要となり、発育が揃わないことがあります。
ソラマメの品種の中でも特に大粒の品種の場合は、発芽揃いが不安定になるので、種をまく時におはぐろを斜め下の方向に向けて、浅く埋めて酸素不足を予防してあげることが大切です。
少々、土から見える程度の深さにするようにして酸素を与えます。
乾燥しやすい土である場合は、1センチほど土を覆うようにしましょう。

ソラマメの育苗

ソラマメは直播でも栽培できますが、発芽不良だったり、寒さで枯れるのを防ぐ1番確実な方法として知られるのは育苗する方法となります。
育苗には、セルトレイを用いるのが一般的です。
種子の大きいソラマメの場合は、72穴のセルトレイを用いて、種子の先端が少し出る程度に浅く蒔いていきます。
育苗中は、乾燥し過ぎないように適度に水やりを行いながら、発芽を待ちます。
本葉2‐3枚頃が植え替えのサインです。
事前にたっぷり水を与えてから、苗をトレイから引きぬいて下さい。
根鉢が崩れそうな時は、裏側より押し出すようにして抜いてください。
根は切れないように慎重に行なってくださいね。
また、土の温度のため、防寒、防除のため、マルチを使用して、畝面を被ってから植え付けるのが理想です。
ソラマメ 育苗

ソラマメの肥料と整枝、摘心について

ソラマメの肥料について

ソラマメは、肥料を控えめに育てるようにします。
マメ科の野菜にはもともと、根の部分に窒素を固定する、根粒菌があるので、肥料は少なくても、育てることができます。
根粒菌は、根より栄養分を吸い取るかわりに、窒素分を供給するはたらきがあります。
ソラマメが、やせ地でも育てやすいと言われるのはこのためで、肥料を与えすぎてしまうと、茎や葉の部分ばかり育つこととなり、つるボケが見られるようになります。
目安としては、だいたい、通常の半分程度で構いませんが、今は、窒素分の少ない、マメ科野菜用の肥料も販売されているので、そちらを利用してみても良いでしょう。

幼苗のまま、越冬させ、防寒対策を行うこと

本葉4枚-5枚程度、草丈10センチ-20センチほどの幼苗で、越冬させるように、種まきの時期を調節して育てはじめてください。
10月下旬が種まきの目安です。
極寒期に突入すると、霜の被害も出てきますので、株の北側に、風除けを行い、敷きワラも併せて行なっておきましょう。
株の大きささえ、適切であれば、風除けと敷ワラのみで防寒対策が可能です。
しかし、ソラマメは低温感応性といい、寒さを感じることによって、花芽を作り出す性質がありますので、ある程度の寒さは必要になってきます。
風除けや敷きワラは、べたがけ資材や、刈草などでも、代用することができますので、資材が手に入らない場合は、代用資材を用いて、越冬させてください。

整枝、摘心を忘れずに行うこと

冬場は、生育の落ちる期間ですので、株はほとんど大きくなりません。
しかし、気温が徐々に上昇しはじめると、株は生長していきます。
株の大きさに変化が現れるようになった頃に、肥培管理をはじめましょう。
草丈約30センチほどになりましたら、追肥を行います。
防寒対策として敷いたワラを一度どかし、株元に施してワラを戻します。
次は草丈約40センチころになったら、整枝を行います。
この頃には、1株より10本以上茎が出ていると思いますが、大きいものより残し、6本-7本程度にします。
間引きを行う際は、地際よりハサミなどでカットします。
更に草丈約70センチほどになりましたら、実を充実させるため、先端より10センチ-15センチのところで、摘心します。
その後、倒伏防止のため、四隅に支柱を立てて、ひもで囲みます。
倒れにくくなるほか、広がりにくくなる作業ですので、必ず行なってください。

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ソラマメの病害虫の防除

生長の盛んになる頃には、アブラムシの被害にあいやすくなります。
マメ科の野菜を好むアブラムシは、吸汁し、株を弱まらせますので、被害が拡大しないように、見つけ次第、捕殺を行なってください。
ソラマメ アブラムシ
また、アブラムシ用の殺虫剤の使用も効果的です。
更に予防として、アブラムシの嫌う、反射効果が期待できる、シルバーマルチを使用して、飛来を防ぐのも良い方法だと言えます。
何にせよ、早期発見、早期の対処が肝心です。

ソラマメの収穫時期と保存方法

ソラマメの収穫は、上を向いていたさやが、下に垂れ下がった頃が目安です。
他の野菜や、マメ科のものと比べても、収穫期が分かりやすいので、簡単に収穫することができます。
だらんと垂れ下がるのは、マメが充分に充実した証拠となりますので、これを目安に採ってください。
ソラマメ 収穫
ソラマメは、まき時を誤らないようにするのが大切です。
最適なのは、だいたい10月下旬頃‐11月上旬頃となります。
これ以上早まきになってしまうと、大株になりすぎてしまいますし、遅まきになると、今後は、冬の寒さに耐えられなくなってしまいます。

種まきの適期は、10月下旬‐11月上旬ということを頭に入れ、この時期を外さないように充分、気を付けてください。
また、ソラマメを育てるのであれば、秋まき春どりが1番育てやすいと言えます。
ソラマメには、低温感応性があります。
これは、寒さに当たることにて、花芽が生成される性質のことです。
また、生育適温を大きく外すと、生育が阻害する性質もあるので、生育は16度‐20度ほどの環境で育てられるようにします。

ソラマメは、もともと暑さにも、寒さにも強くない性質ですが、まだ、幼苗のときは、寒さにも強い性質があります。
だいたい、本葉5枚程度、草丈20センチころまでの間です。
冬の寒い時期は、この幼苗のままで育てることが理想ですので、種まきの適期は絶対に守る必要性が出てくるのです。
大変、気温にはデリケートな野菜だと言えますが、適期さえ守れば、難しい作物ではありませんので、挑戦してみてください。

ソラマメ最大の特徴は、ほのかな甘味があるということです。
ホクホクとした食感があり、食べごたえのある野菜です。
しかし、ソラマメの鮮度は短く、3日で美味しくなくなるとまで言われます。
収穫後、1日経過するだけでも、多くの糖分、水分が失われるので、なるべく、早くに食することをおすすめします。
また、食べる時にさやからマメを出すことになりますが、マメを出したまま時間が経過すると、マメが硬く食味が落ちるので、マメは、塩茹でする直前に取り出すようにします。

茹でたソラマメは、すぐに冷水にさらすようにすると、鮮やかな色合も楽しめ、見た目も良くなります。
茹でる際に、皮に少々切り込みを入れてから茹でると、マメもしぼまず、綺麗に茹でられるので、是非試してみてください。
ソラマメは、動脈硬化を予防するビタミンB2や、鉄分、カルシウムなどの栄養素が含まれる野菜ですので、是非、家庭菜園でも取り入れてみてください。

ソラマメ栽培、育て方のまとめ

ソラマメは、幼苗期のまま、越冬させるのがポイントです。
そのほか、いくつかの栽培のポイントがありますので、まとめて、紹介させていただきます。

種は、「おはぐろ」を斜め下方向に向けて蒔く

ソラマメは、種まきの時の、種の向きが重要となります。
ソラマメの種を良くみてみると、黒い筋があると思いますが、これを、おはぐろと呼んでいます。
種を蒔く時には、このおはぐろを斜め下方向に向けて、少し見える程度に浅く、行うようにします。
これは、おはぐろより、皮が裂けて根と芽が出るために行うべきことです。
方向を間違うと、根と芽が逆方向へ進み、生育を阻害することもあるので、事前に種を良く見て、育てるようにしましょう。
また、直播栽培よりも、一度、ポリポットに種を蒔いた後、育苗して定植する方法が一般的です。

ソラマメは、連作障害に注意して育てること

ソラマメは、連作障害の起こりやすいマメ科の野菜です。
4年‐5年は、マメ科の野菜を育てていない場所で栽培するようにしましょう。
連作障害が起こってしまった場合は、生育が悪くなるほか、収穫量が極端に少なくなることもありますので、充分に注意して育てましょう。

土作りの前には、土壌酸度を測定して、調節を行う

ソラマメは、pH6.5程度の弱酸性を好みますので、酸性土壌とならないように充分気を付けてください。
土壌酸度計があれば、そちらを用いるのが安心です。
その数値に併せて、石灰で調節を行いましょう。

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