初心者でも簡単!家庭菜園の作り方

家庭菜園は初心者でも簡単にできます。家庭菜園で自分で作る野菜はおいしい! でもやりかたがわからない人に土作りの方法から肥料の施し方、種蒔きや苗の植付けから、 収穫までの育て方や土や水の管理の仕方、便利なガーデニング用品など紹介します。

とうもろこしの育て方

とうもろこしの育て方、失敗しない土つくりから収穫のタイミング

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家庭菜園をはじめてやると言う方にもお勧め出来るのがとうもろこしです。種を蒔けば簡単に芽が出て、大きく育ってくれます。また、連作障害もなく他の野菜との兼ね合いも良いため、非常に扱いやすくもあります。ただし、とうもろこしというのはトトロなどにも出てくるようにとても背の高い作物です。その分、根っこもしっかりと張りますのである程度の広さが必要となります。

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とうもろこしの土つくりから植え付け

とうもろこしは多くの肥料を必要とします。
植えつけ場所は日当たりや水はけのよい場所を選びます。
とうもろこしの植えつけ前に、堆肥、化成肥料、苦土石灰をまいて深さ30㎝くらいまで十分に耕します。
種の発芽時に肥料が直接当たるととうもろこしの根が傷みますので肥料は散布したら丁寧に混和させましょう。

とうもろこしの土作り手順1

畝を立てる場所を決めて、棒を立てておきます。
うね幅は80㎝くらいにします。

とうもろこしの土作り手順2

堆肥をうねの全面にまんべんなくまきます。
同じように化成肥料や苦土石灰もまきます。
⇒消石灰と苦土石灰の使い分け

とうもろこしの土作り手順3

深さ30㎝くらいまで土を起こして、堆肥や化成肥料がよく混ざるように耕します。

とうもろこしの土作り手順4

うねは10cm位の高さに立てて表面を平らにならします。
発芽温度まで達しないような時期であればマルチングをします。

とうもろこしは、中南米を原産としている野菜ですので高温が適している野菜です。
その事からもわかるように、種を蒔く場合にはある程度、気候が暖かくなってからがお勧めです。
種を蒔く場合には、4月頃、苗から始める場合には、5月上旬頃が目安となります。
種からはじめる場合には、黒マルチを用意しましょう。

種を蒔く場合には、まず、たい肥と有機肥料を土にすきこんでおきます。
根っこがぐんと張る作物になりますので、肥料も深くに入れておくことが大切です。
また、とうもろこしは強く荒地であっても育つ作物ですので一切、土を耕さない方法を取られることもあります。
これは、不耕起栽培と呼ばれ、根っこが伸びることによって土を耕す効果が得られ、次年度以降の土壌改良にもメリットがあるとされている方法です。
タマネギと同様、密植が良いとされている作物です。
密植にすれば、受粉しやすく実の入りも良くなります。
大体2列を一塊とし、30センチ間に株を1つ1つ植えていけば確実に受粉することが出来ます。
この際、列と列との間は50センチ‐60センチほど空けます。
密植したとうもろこしは、風除けにもなりますので家庭菜園の1番端っこなどに植えておくとより、防風対策になります。

とうもろこしの植え付け時の注意点

■スイートコーンは、2列以上にして植え付ける
雄花、雌花が別々となる、雌雄異花の植物です。
また、スイートコーンの授粉は昆虫に花粉を運んで貰うのではなく、風によって行われるものですので、2列以上に密接に植えることにより授粉の確率を高めることができます。
1株だけで育てるのでは、実は育ちにくいと言えますので、なるべく、2列以上、一度に多くの株を育てられる環境を確保してください。

■品種は1つだけ
トウモロコシ類には、さまざまな種類がありますが、種は、スイートコーン種だけで育てるようにしてください。
とても、交雑に弱い作物ですので注意しましょう。
また、キセニア現象が起こりやすい作物です。
キセニア現象とは、白色の実のできるものに、黄色の実のできる品種の花粉がつくと、黄色い粒になってしまうといった現象のことです。
こうならないためにも、スイートコーンを家庭菜園で栽培する場合は、1つの品種のみを栽培するようにしてください。
どうしても、複数の品種を育ててみたいという場合は、花粉の届かない距離をあけてから、
栽培をするようにしてみてください。
こうすることで、それぞれの品種のトウモロコシ種を楽しむことができます。

とうもろこしの間引き、追肥

とうもろこしの間引きの方法

トウモロコシの種は1つの穴に対し、3粒ずつです。
芽が出た後、背丈が20センチほどになったら1箇所に1本になるよう間引きを行います。
この時、トウモロコシの根っこまで引き抜けなければ地上に出ている部分だけをカットしてしまっても大丈夫です。

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とうもろこしの土寄せの方法

高さが50センチほどになったら土寄せです。
マルチを使用している場合は、マルチを外して列の両脇の土を根本に寄せていきます。
マルチをしていない場合は、周りにある雑掌の手入れをし、同じように土寄せを行なっていきます。
土寄せは、背の高くなるトウモロコシが風で倒れないようにするため、必ず必要な作業になります。

とうもろこしの追肥とタイミング

とうもろこしの実の詰まったものを収穫したいのであれば、1株あたり1本を育てるようにしてください。
雌穂からは、2-3本出ることとなりますが、最初に開花した1本のみを伸ばすようにして、他はすぐにかき取るようにしてください。
他の作物でもこの方法がとられることがありますが、1本に集中させることにより、良い果実を作り出すことができます。

雌穂から出た、2-3本を全て伸ばすように育ててしまうと、栄養素は分散してしまいますので、実がすかすかな果実となったり、充分に楽しむことができなくなります。
ちなみに、このかきとった雌穂は、ヤングコーンとしてサラダなどとして食べることができるので、無駄にはなりません。

スイートコーンは、肥料を吸い取る力が強いので、肥料不足、水分不足になると、すぐに生育が弱まってしまいます。
その状態になったスイートコーンは、1粒1粒の実が小さくなったり、実の入りがスカスカになってしまうこともありますので、充分に注意してください。
そうならないためには、元肥、追肥をしっかりと与えることです。
1回目の追肥は、草丈20-30センチほどに育った時、
2回目の追肥は、草丈50-60センチほどに育った時、
3回目の追肥は、雌穂の出る出穂期に行います。
元肥とこの3回の追肥をしっかりと行うことにより、充実した実の付いた、スイートコーンを収穫することができます。

とうもろこしの収穫のタイミング

とうもろこしの収穫の前に雄花と雌花について知っておきましょう。
とうもろこしの雌花から透きとおったひげが出始めると四方八方に広がったような形の雄花が株の一番上に咲きます。
とうもろこしの雄花は、茎の先端にあるモップのようなものをさします。
雌花のひげはとうもろこしの粒の数だけあり、この1本1本に風に飛ばされた雄花の花粉がついて受粉します。
雄花の花粉が風に乗り雌花にいくと、雌花の1つ1つが実に繋がっていることより実が膨らんで行くのです。

とうもろこしは雄花が先に咲いて雌花が受粉可能な時期とずれていて自家受粉できない仕組みになっています。
とうもろこしを確実に受粉させるためにはまわりにたくさんのとうもろこしがあったほうがいいということです。
そして雌花のひげが茶色くなってきた時、それがとうもろこしの収穫の合図となります。
また、スイートコーンは収穫後も呼吸をしていて徐々に糖分が損なわれていってしまいます。これは、呼吸をするために糖分を使ってエネルギーを消費しているからです。
これはたった数時間でも甘みを半減させてしまう事になるため、収穫したての甘みを味わえるのは家庭菜園ならではと言えるでしょう。

とうもろこしの栽培、育て方のまとめ

とうもろこしの種をまく時期は4月、苗を植え付けるタイミングは5月上旬が目安です。
とうもろこしは風によって受粉します。
なるべく、2列以上、一度に多くの株を育てられる環境を確保してください。

とうもろこしの追肥のタイミングは
1回目の追肥は、草丈20-30センチほどに育った時
2回目の追肥は、草丈50-60センチほどに育った時
3回目の追肥は、雌穂の出る出穂期
です。
元肥とこの3回の追肥をしっかりと行うことにより、充実した実の付いた、スイートコーンを収穫することができます。

雌花のひげが茶色くなってきた時、それがとうもろこしの収穫の合図となります。
また、スイートコーンは収穫後も呼吸をしていて徐々に糖分が損なわれていってしまいます。これは、呼吸をするために糖分を使ってエネルギーを消費しているからです。

店頭に並んでいるトウモロコシを茹でるのと、収穫したてのトウモロコシを茹でるのでは、大きく味が違いますのでこのあたりも楽しんでみてくださいね。
最近は、スイートコーンやフルーツコーンなどの品種もあります。
フルーツコーンは、生で食べる事の出来る品種ですのでとうもろこしの栽培に成功した場合のステップアップにピッタリです。

とうもろこしは独特の甘さは、家庭菜園ならではの旨味となりますので、是非、ご家庭で収穫したスイートコーンの美味しさを味わってみてください。

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