カブカンランというキャベツをご存知ですか?
このキャベツは、コールラビといわれるキャベツの変種であり、
葉は小さく葉柄が長く伸びる、茎の基部が肥大するという特徴があります。
球茎カンランキャベツは、涼しい気候を好む野菜です。
しかし、普通のキャベツに比べると暑さや寒さに強いため、
非常に育てやすく、家庭菜園にも向いています。
スポンサーリンク
また、形で見て楽しむことの出来る野菜になりますので、
庭先で、鉢植えやプランター栽培を行なっても良いかと思います。
色は、赤紫色のものと緑色をしたものとがあります。
緑色の品種は、サンバード・グランドデュークといった品種が有名ですが、
赤紫色のものはなかなか見かけない品種でもあります。
浅い鉢を使って両方を飾ると凄く綺麗な野菜となりますので、
赤紫色のカンランキャベツをインターネットなどで探してみると良いかもしれません。
秋ごろまでが種まきの適期です。
元々、元気の良い強い作物ですので、畑に直接植える場合には、
間引きを行い、株間を10センチ?12センチほど取りましょう。
少ない本数の植え付けであれば、畑にベッドをつくって植えます。
元肥を2?3回行いながら育てると、非常に美味しいカンランキャベツが育ちます。
球の部分が膨らんできたら、下の方のカットを行います。
葉柄の基部を1センチ残すことを目安にハサミで切ってください。
収穫の目安は、球茎が6センチ?7センチ頃です。
収穫後はすぐに、球の上の方、下の方の硬いところをカットして、
若い部分は5ミリほどの厚さに切り、調理に使いましょう。
日を通すと食べやすくなりますので、グラッセ・炒めもの・スープなどにも
適していますが、サラダやお漬物などもとても美味しいです。
スポンサーリンク
コメント