サトイモは、高温には強いものの、低温には弱い、そして、
乾燥に弱い特性のある野菜です。その点も踏まえ、
サトイモの栽培ポイントについて、紹介していきたいと思います。
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地温・乾燥問題にはマルチング
サトイモは、低温に弱く、乾燥に弱い性質がありますので、
日当たりの良い場所、水持ち、水はけの良い場所で育てます。
畝幅は約75センチほど確保し、畝を10センチほどにして土作りを行います。
畝の中央には、30センチ程度の溝を作り、堆肥・化成肥料を入れ、
耕した後に、平らにならします。
また、その後にマルチフィルムを張ります。
最初からマルチングを行うのが、サトイモ栽培の特徴です。
風に飛ばされないよう、土を盛って留め、フィルムには穴を開けます。
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種芋の植え付けは浅めに行う
種芋は、ふっくらとして丸い、傷のない芽の付いたものにします。
マルチングの穴(株間30?40センチ)のところに深さ10センチ程度の穴を作り、
芽の出た部分を上にしながら、種芋を植え付けます。
ここでの注意は、覆土を5センチ程度、浅くすることです。
尚、昨年の親芋も使えます。
芽かきの作業を忘れずに
植え付け後、1ヶ月ほどして2本以上の芽が出ましたら、
そのうち、元気の良い芽を1本残して他の芽はかき取る作業を行います。
こうすることによって、株が充実したものになります。
また、この芽かきの作業は植え付け1か月後の1回のみです。
その後に出る芽は、そのまま残しておきましょう。
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