サトイモの植え付けの深さ|芽かきの作業も忘れずに

家庭菜園 サトイモ サトイモの育て方

サトイモは、高温には強いものの、低温には弱い、そして、
乾燥に弱い特性のある野菜です。その点も踏まえ、
サトイモの栽培ポイントについて、紹介していきたいと思います。

スポンサーリンク

 

地温・乾燥問題にはマルチング

 
 
サトイモは、低温に弱く、乾燥に弱い性質がありますので、
日当たりの良い場所、水持ち、水はけの良い場所で育てます。
畝幅は約75センチほど確保し、畝を10センチほどにして土作りを行います。
 
 
畝の中央には、30センチ程度の溝を作り、堆肥・化成肥料を入れ、
耕した後に、平らにならします。
 
 
また、その後にマルチフィルムを張ります。
最初からマルチングを行うのが、サトイモ栽培の特徴です。
風に飛ばされないよう、土を盛って留め、フィルムには穴を開けます。
 
 

スポンサーリンク

種芋の植え付けは浅めに行う

 
 
種芋は、ふっくらとして丸い、傷のない芽の付いたものにします。
マルチングの穴(株間30?40センチ)のところに深さ10センチ程度の穴を作り、
芽の出た部分を上にしながら、種芋を植え付けます。
 
 
ここでの注意は、覆土を5センチ程度、浅くすることです。
尚、昨年の親芋も使えます。
 
 

芽かきの作業を忘れずに

 
 
植え付け後、1ヶ月ほどして2本以上の芽が出ましたら、
そのうち、元気の良い芽を1本残して他の芽はかき取る作業を行います。
 
 
こうすることによって、株が充実したものになります。
また、この芽かきの作業は植え付け1か月後の1回のみです。
その後に出る芽は、そのまま残しておきましょう。

スポンサーリンク

この記事を書いた人
こう

脱サラしてやりたかった農業に就農しました。
半農半IT生活を楽しんでいます。

経歴
大学院農学研究科修士課程を卒業
種苗会社で農場長をつとめ、野菜苗の生産
農業資材販売会社で肥料、農薬などを農家に販売
脱サラして就農

取得した資格
緑の安全管理士
野菜ソムリエ
施肥技術シニアマイスター
土壌医2級
JGAP指導員
毒劇物取扱者

こうをフォローする
サトイモの育て方
こうをフォローする
初心者でも簡単!家庭菜園の作り方

コメント

タイトルとURLをコピーしました