メロンは、雨の少ない地方を原産とする作物ですので、
雨には十分気をつけて育てる必要があります。
また、ウリ科の高温性の作物なので、スイカと同様、連作障害、
気温にも同時に注意してください。
今日は、メロンの栽培のポイントに付いてまとめました。
■土壌障害に弱いメロンは、土作りに気を付け、接木苗を利用する
メロンを育てる場所は、日当たりが良く通気性の良いところが理想です。
土は、酸度pH6.5が適正となりますので、事前に調べておくようにしましょう。
肥料は、有機質肥料をたっぷりと施し、水はけを良くすることが大切です。
メロンは、連作障害の出やすい作物となるので、土壌障害、
病害虫に強い、接木苗を利用して育てるのが一般的です。
植え付けは気温の充分高くなった頃とし、植え付け後は保温をして、
初期の生長を促進するようにしてください。
■メロンの雌花は、孫蔓につくので注意する
親蔓、子蔓2本の3本仕立てが一般的となります。
メロンは、孫蔓に雌花を付ける作物ですので、本葉5?6枚の時に、
親蔓の摘芯作業を行い、子蔓を伸ばしていきます。
子蔓は、10?12節のころに摘心し、そこから出る孫蔓は、
4節目までは、付け根から摘み取り、5節目以降のものの葉を2枚残して
同様に摘芯します。
この葉の部分に雌花がつきますので、人工授粉を行い、実を付けさせます。
通常はこのままの状態で育てることができますが、葉や蔓が、
伸びすぎるようであれば、その都度、子蔓を綺麗に摘み取ることが必要です。
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