ゴボウのネキリムシの防除方法

ゴボウの発芽後は、害虫に気を付けてください。
表面に出る軸の部分は特に注意して見るべき場所になります。
この場所に食害が見られたら、ネキリムシが考えられます。
そのまま放置してしまえば、他の軸も食害されてしまいますので、
食害がありましたら、すぐに対処してください。
ネキリムシの対処方法は、食害された軸の周辺の土を少し掘り、
ネキリムシを見つけることからスタートします。
アオムシのようなスタイルの黒っぽい虫が発見できたら、
それがネキリムシです。捕殺してください。
ゴボウは、本葉1枚?2枚の時に生育の良くない苗を間引きし、
2?3本に調節します。更に、本葉3枚?4枚の頃になりましたら、
その中から、生育の良い1本に絞り、1本立ちさせます。
間引きの時には、追肥⇒中耕⇒土寄せの作業も合わせて行ってくださいね。
ゴボウの収穫の適期は、11月?12月にかけてです。
大体、目安としては、根の直径が約2センチ程度に育った頃が理想です。
若ゴボウを楽しみたい時は、大体根の直径が約1.5センチくらいの時に収穫すると良いでしょう。
収穫は、葉柄を15センチほど残して葉を落とし、ゴボウの根がある
周辺を、深さ30センチ程度まで掘って収穫を行います。
まだ、土に埋まっている段階で抜き取ると、折れてしまいますので、
最後まで土を崩してから収穫してください。
土の付いたゴボウは、土の中に埋めて貯蔵ができます。
土を洗い流したゴボウについては、濡れた新聞紙で覆った後、
ラップにくるんで冷蔵庫に入れておきます。

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この記事を書いた人
こう

脱サラしてやりたかった農業に就農しました。
半農半IT生活を楽しんでいます。

経歴
大学院農学研究科修士課程を卒業
種苗会社で農場長をつとめ、野菜苗の生産
農業資材販売会社で肥料、農薬などを農家に販売
脱サラして就農

取得した資格
緑の安全管理士
野菜ソムリエ
施肥技術シニアマイスター
土壌医2級
JGAP指導員
毒劇物取扱者

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