葉ネギは、京都で盛んの京野菜、九条系が良く見られる品種です。
そういった九条ねぎなどのネギは、長さ60センチ程度、
根の太さが1センチ程度の時に収穫するのが一般的です。
葉ネギの栽培開始は、3月下旬?4月上旬頃。
育苗用の床に種をまき、そのまま2ヶ月ほど苗を育てます。
大体草丈が20?30センチになったら、移植しますが、
この作業を省きたい時は、苗を購入する方法でも育てることができます。
葉ネギは、石灰や肥料を施して土作りを行います。
これは、根深ネギと大きく異なる点です。
特に葉ネギは、酸性土壌を嫌うので、石灰を入れて、
土壌酸度を調節しておくのが大切です。
畝は浅く溝を作り、浅く苗を植え付けていきます。
分げつ部を土に埋めてしまうと、葉ネギの生長が止まってしますので、
浅く植えるというのが大きなポイントです。
葉ネギの土寄せは、葉ネギが倒れない程度に行います。
1ヶ月に1回、追肥と中耕の作業を行い、草丈60?70センチほどで、
収穫を開始します。時期的には、大体7月頃から収穫開始です。
春まきしたネギは、冬を越えるととう立ちしますので、
花のつぼみ、ネギ坊主は早めに摘み取るようにしてください。
また、葉ネギには若いうちに収穫する、小ネギもあります。
小ネギは、夏まきで2ヶ月程度、春まき、秋まきで3ヶ月程度と、
簡単に育てることができます。
そばやうどんの薬味として、お味噌汁に入れて楽しむなど、
使い方もさまざまですので、是非育ててみてください。
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