ネギには、大きく分けて根深ネギ(白ネギ、長ネギ)と、
葉ネギ(九条ネギなど)があります。今日は、その中から、
葉ネギの栽培ポイントについてまとめました。
■葉ネギは、酸性土壌を嫌うので、酸度調節が必須です
葉ネギは、苗の植え付け、2週間前に苦土石灰を、
120?150グラム程度(1平方メートルあたり)まいて、
良く土に混ぜ込んでおきます。
酸性土壌を嫌う葉ネギでは、この作業がとても大切です。
そして、植え付け前の段階になったら、堆肥を3キロほど、
化成肥料を100グラムほど混ぜて、良く耕します。
その後、幅1メートルほどの畝を作り、2条の溝を掘り、
株間10センチ程度に、苗を植え付けていきます。
この時、分げつ部を埋めないように、浅く苗を受け付けるのがポイントです。
■葉ネギは、土寄せの作業が簡単で育てやすいです
植え付けから1ヶ月ほどしたら、化成肥料50グラムを、
株の周辺にまいて、軽く耕して土寄せを行います。
葉ネギは、根深ネギとは違い、白い部分を伸ばすわけではないので、
この土寄せの作業は、株が倒れないようにする程度で構いません。
むしろ、土寄せを多く、分げつ部まで埋めてしまうと、
葉ネギの生長が止まってしまうので、注意してください。
これ以降、収穫を終えるまで、1ヶ月に1回、化成肥料の追肥、
中耕、土寄せの作業を忘れずに行いながら育てます。
根深ネギよりも手間なく育てられるので、家庭菜園初心者の方にもおすすめの野菜です。
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