家庭菜園でのナス栽培しています

「親の意見とナスビの花は、万に一つの無駄がない」、 
又、「ナスの葉は座布団にせよ」、「ナス紺色」などと、
ナスに関する諺があるほどで、ナスは日本人に愛されている野菜です。
ナスの料理にしても万能とも言われ、中華風のマーボナス、
ヌカズケや塩漬けなどの漬物、丸焼きをニンニク醤油で召し上がり、
甘味噌の和え物、味噌汁の具などなど、何にでも使用可能な食材です。
IMG_1616.JPGのサムネール画像
ナスの栽培は、勿論、我が家の庭先でも作っております。 
夏の野菜としては誰ども簡単にできる野菜だと思います。 
枝が伸びてきたら三方向に枝を伸ばしてやり、
花のすぐ下二つのわき芽を残し、他のわき芽はすべて摘み取るか、
後の枝は切った方が良いようです。
開花するまでに枝葉を充分に発達させ、畝の幅は広めに取り、
根張りをよくするために肥料は薄く幅広くまんべんなく施し、
更に、追肥を充分に与えます。 又、ナスは充分水を好みます。 
特に野菜類の中では高温多湿を好む夏野菜の代表で、
日本の気候にはピッタリ合う野菜でもあります。
ただ、成長が良い割にはナスは連作を嫌い、
障害を起こしやすい野菜でもあります。
「ナス紺色」と言われるように、皮の色は紫外線を
タップリ浴びる事によってよりよい発色をしますので、
基本的にはハウスでは適さない路地栽培になります。
栽培には移植栽培と直まき栽培がありますが、
大方はホームセンターなどでポット売りされた苗での
移植栽培が簡単で確実なようです。
ナスのは収穫期間が長く一度ピークが過ぎても7月頃に切り戻せば
秋茄子の収穫が楽しめるお得な野菜です。
ナスの種類は日本全国でも100種類以上ともいわれ、
丸なす、小なす、水なす、長なす、長卵なす、など等、
全国各地で栽培され、其々、土地にあった品種を栽培されています。
ナスのは栄養が無いと言われますが、
とんでもないことで実はビタミンB、Cなどのビタミン、カルシウム、
鉄分、カリウムなどのミネラル成分、食物繊維などがバランス良く含まれています。 
中でも熟年層には良いとされる食物繊維やポリフェノールが含まれています。
ナスは、日本人には一番合う野菜ではないでしょうか。 
ただ、キュウリやトマトとやや異なって、飽く迄も季節の野菜なんですね。

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この記事を書いた人
こう

脱サラしてやりたかった農業に就農しました。
半農半IT生活を楽しんでいます。

経歴
大学院農学研究科修士課程を卒業
種苗会社で農場長をつとめ、野菜苗の生産
農業資材販売会社で肥料、農薬などを農家に販売
脱サラして就農

取得した資格
緑の安全管理士
野菜ソムリエ
施肥技術シニアマイスター
土壌医2級
JGAP指導員
毒劇物取扱者

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