セロリは、ビタミンCやビタミンB群・カロチンやミネラルなどを豊富に
含んだ健康に良い野菜です。
しかし、苦手な野菜として挙げられることも多いですよね。
そんな方が言う独特のにおいには、精神安定の効果があるので、
苦手な人も是非、食べてみてください。
家庭菜園では、このセロリを栽培している人は少ないです。
他の野菜と比べても、独特の性質があり、セロリにはセロリ特有の
栽培管理が必要になってくるからです。
■家庭菜園にあまりセロリが取り入れられない理由
理由の1つとしては、高温に弱く生育も遅いため、育苗の管理が
非常に難しく、丈夫に健康に育てるのが難しいとされているからです。
また、土の条件の上でも難しく肥料やかん水なども上手に
行なっていかなければならないため、手間がかかる作業も多いです。
■セロリを上手に育てるためのポイント
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上記のことを踏まえると、セロリを上手に育てる場合に必要なのは、
上手な育苗の管理です。また、土作りに力を入れかん水管理、
追肥などもしっかりと行なっていくのがポイントです。
■育てやすいセロリの品種で育てよう
コーネルやトップセラーなどは、セロリの中でも育てやすい品種です。
セロリを家庭菜園で育てる場合は、この2つの品種のどちらかにしましょう。
育苗箱にまく適期は、5月の終わり?6月中旬にかけてです。
本葉が2、3枚でた頃に育床に移植し、遮光ネットなどを使って
覆っておきます。
また、先程も書かせて頂いた通り、かん水管理はしっかりと
行うようにしましょう。
畑には、石灰を施して良く耕しておきます。
次に元肥として、堆肥・油粕・化成肥料を施し深さ20センチほどに
良く耕しておきます。
植え付けは、本葉が6、7枚になった頃が目安となります。
この時、やや高めに作ることが排水を考えてお勧めとなります。
同様に敷きワラをして水分不足を防ぐよう、かん水は念入りにします。
セロリは他の植物よりも、水分が多いことを好みますので、
しっかりと覚えておきましょう。
秋ごろになるとようやくセロリの生育も著しくなります。
両側に油粕と化成肥料を2?3週間に1回、3?4度ほど追肥します。
脇芽が伸びてきた時、枯葉などは随時除去しておきます。
害虫にもやられやすい時期でもありますので、防虫なども
気をつけておきましょう。
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