コマツナは、現在の東京都江戸川区、小松川付近で栽培されていました。
名前の由来はここにあり、この名前は徳川8代目将軍である、
徳川吉宗が気に入って付けたと言われています。
(諸説あり、5代目将軍の綱吉であるとも言われることがあります)
そんなコマツナの栄養価は非常に高く、カルシウム、鉄分、
ビタミンA、ビタミンC、ミネラルが豊富に含まれています。
栄養素自体は同じ青菜である、ほうれん草と似ていると言われますが、
カルシウム分に関しては、ほうれん草以上だと言われています。
コマツナは、漬け菜の一種として知られています。
この漬け菜というのは、アブラナ科のさまざまな野菜のうち、
結球しないもの、葉を食べるものの総称で、ノザワナや、チンゲンサイ、
ミズナなども、その漬け菜の一種として親しまれています。
ハクサイと同じように、そのルーツは、地中海沿岸や、
東ヨーロッパ、北ヨーロッパ、ロシア、中央アジアにあると言われます。
古くに、それは中国に広まり、改良された漬け菜の1つがコマツナだと言われています。
多様化された漬け菜ですが、特に、あくがないことで知られるコマツナは、
さまざまな調理に適しているので、家庭でも取り入れやすいと言えます。
栽培期間も短く、家庭菜園初心者向けの野菜となっていますので、
是非、家庭菜園をはじめる時は、このコマツナも育ててみると良いと思います。
栄養価が高いので、家族の健康、お子さんの成長にも一役買う野菜と言えるでしょう。
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