ブルーベリーの原産地と果樹特性

ブルーベリー ブルーベリーの育て方

ブルーベリーの原産地今日日本で栽培されているブルーベリーの原産地は北アメリカです1,900年代の初め北アメリカに自生する野生のスノキ属植物をアメリカで育成したものです。美しいブルーのみがなることからブルーベリーというようになりました。日本に入って来たのは1950年ごろで栽培が始まったのはさらに後の1970年ころなので、まだまだ歴史の浅い果樹だといえます。

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ブルーベリー

ブルーベリーの生態的特徴

ブルーベリーは酸性土壌好む灌木で樹高はあまり高くなく、夏に葉がしげり、冬に落葉します。多くの品種があり北は北海道から南は鹿児島まで全国で栽培可能です。主に挿し木で繁殖します、また果実の大きさは平均で1から3グラム直径1から1.5センチほどの小粒な果実です。房状に実をつけますが一斉に熟すことはなくひとつぶづつ熟していきますのでブドウのように房では収穫しません。熟した実を一つ一つ収穫します。また生果は果皮も種子も丸ごと全部食べることができます。青紫の小さな果実にはファイブスターと呼ばれる五つ星の形をしたかんむりがあるのが特徴です。

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ブルーベリーの栄養

ブルーベリーの果実の青紫色はアントシアニン色素によるものです。アントシアニン色素は人間の目に良い効果をもたらすばかりか抗酸化作用もあります。さらにはたくさんの食物繊維ミネラル成分その他ポリフェノールも含まれており人間の整理を活性化させる機能を持つ機能性食品という特性を持っています。またブルーベリーには優れた加工性があります。フレッシュフルーツとして生で食べるのが基本ですがジャムやソース、飲料、ケーキ、料理などさまざまに利用することができます。

ブルーベリーが好まれる理由

ブルーベリーは食べて味もよく、健康にもいい魅力ある果実だからだということです。春にはつりがね状の小さな乳白色の花が咲き、初夏には若緑色からピンク色に、ついには青紫色に色づいて、夏の熟期を迎えます。熟れた身に誘われて小鳥たちが集まりついばみます。秋ブルーベリーの木々は美しく紅葉し冬には落葉して木々の間から短い日の光を大地にいっぱい恵みます。イメージ的にもおしゃれな健康果樹ブルーベリーはガーデニング素材としても好まれています。ブルーベリーをジャムの原料だと思っている人が多くいますが基本的にはフレッシュフルーツです。自分の家の庭やベランダで栽培すれば育てる楽しみと新鮮な積み立てを食べる楽しみが得られます。こうした面からの注目も高まっています。

ブルーベリーの栽培上の注意点

ブルーベリー栽培で一番気をつけなければならないことは土作りと水やりです。特に庭植えにするときには土作りは重要です。ブルーベリーはほかの果樹と異なり酸性土壌でよくなる性質があります。そのため庭植えにするときはなるべく大きく掘って土壌が酸性になるように土壌改良を行うことが必要です。また鉢植えでは使う用途が酸性になるように鹿沼土とピートモスを混ぜ合わせます。水やりは夏の乾燥時には充分にしてあり株元がかわからないように有機物のマルチングを施すことが大切です。

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この記事を書いた人
こう

脱サラしてやりたかった農業に就農しました。
半農半IT生活を楽しんでいます。

経歴
大学院農学研究科修士課程を卒業
種苗会社で農場長をつとめ、野菜苗の生産
農業資材販売会社で肥料、農薬などを農家に販売
脱サラして就農

取得した資格
緑の安全管理士
野菜ソムリエ
施肥技術シニアマイスター
土壌医2級
JGAP指導員
毒劇物取扱者

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