■トマトトーンスプレーの使い方、ホルモン処理の注意点
トマトトーンスプレーなどは、花房全体にふきつけて与えます。
この時、3個ほど咲いたものに与えるようにしてください。
また、ホルモン処理は1回のみ行うことを厳守してください。
ホルモン剤の2度掛けは、障害が出ることがありますので、
1度、スプレーを掛けたものなどは、分かるように目印を付けておいてください。
トマトトーンなどのホルモン剤を使用しない場合は、
花首を軽く叩いて受粉するように促したり、筆などを使って受粉させる方法も有効です。
ホルモン剤を使用した時と比べて、効果はやはり落ちてしまいますが、
このような方法を用いても、受粉ができることを覚えておきましょう。
■まだ青い実に穴が空いた?オオタバコガの食害と防除
トマトの青い実に丸い穴があいている場合は、オオタバコガを疑ってください。
このオオタバコガは、青い実を狙って中を食害する害虫です。
オオタバコガの幼虫は緑色が特徴で、約4?5センチまで育ちます。
幼虫がみられた場合は、できるだけ早急に、殺虫剤の散布をするか、
捕殺するようにしてください。
また、既に穴のあいてしまった実に関しては、
その部分を切り取って、処分します。
オオタバコガの卵は、新葉のそばに産み付けられることが多いので、
脇芽とりの際に摘み取ったものなどは、ゴミとして処理するようにして、
畑の中に残さないようにしてください。
更に、オオタバコガは茎の内部に入り込んで茎の上部より、
枯死させるケースもあるので、注意が必要です。
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