ほうれん草は、アカザ科に属する野菜です。
日本では、1年を通してサラダや鍋、おひたしなどの料理に使われますが
寒ければ寒いほど、甘みが増し美味しいと言われています。
そのため、家庭菜園で育てる場合は秋蒔きがお勧めです。
畑に直に種をまいていく方法で育てることが出来ます。
その前に1点確認です。東洋種・西洋種、ほうれん草には、2種類の
ものがあるという事をご存知だったでしょうか?
東洋種は、アクが少なく葉肉が薄いのでおひたしに向いています。
一方西洋種は、葉肉が熱いので食べごたえのある炒めものなどに
向いているとされています。
最近では、サボイほうれん草(ちぢみほうれん草)や、サラダほうれん草
などの種類もスーパーで良く見かけますよね。
私たちが普段スーパーで購入しているのは西洋種です。
最近は東洋種を見かけることはほとんどなくなりましたので、
家庭菜園では、東洋種を育ててみると言うのも良いかも知れません。
また、間引きしながら新鮮な物を食べることの出来るサラダほうれん草も
お勧めです。こういった「ほうれん草」1つにしても、色々な物を
自分で選べるというのも、家庭菜園の醍醐味です。
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ほうれん草を栽培する上で重要なのが土です。
良い土を使った菜園やプランターさえあれば、初心者の方でも、
上手にほうれん草を栽培することが出来ます。
土には、完熟堆肥・油粕・燻炭を深さ40センチまですき込みます。
プランター栽培を行う場合は、堆肥を多めにした培養土に、
油粕といった窒素系の肥料を入れておくと良いです。
次に植え付けです。植え付ける前に種を一晩水に付けることが
重要なポイントです。ほうれん草の種と呼ばれているものは、
実は果実の部分なので、水が必要となるのです。
水をたっぷり含んで柔らかくなると、芽を突き破り本当の種が、
現れます。このため、一晩水に付けてからまくようにしましょう。
ほうれん草のお手入れは、間引きが重要です。
小さな本葉が出揃った後に1度目の間引きを行います。
この際の株間は大体3センチ?4センチほどです。
間引きをした後2週間ほどすると1つ1つの株が大きくなるので、
2度目の間引きをし、今度は株間を5センチ?10センチほどにします。
間引きを繰り返し、葉が1枚20センチほどになった時が、
ほうれん草の収穫の目安となります。
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