カブは、収穫が遅れると、根が肥大し過ぎてす入りします。
また、根が二股に分かれてしまうこともありますので、
小カブの場合、根の直径が約5センチほどになったら、
大カブの場合、直径が約10?15センチほどになったら、収穫を行います。
品種によっても多少違いがありますので、それぞれの品種に合わせ、
採り遅れないように心がけましょう。
また、収穫後に葉を残したままにすると、水分が蒸散されるため、
収穫後はすぐに葉を取って、新聞紙などに包んで保管するようにします。
カブの生育中に気を付けたいのは、根こぶ病です。
根こぶ病とは、土の中にあるカビによって、根にこぶのようなものが出来る土壌病害です。
1度発生した場合、カブと同じアブラナ科の野菜にできやすくなります。
そのため、育てる前は畑の水はけを良くしておくこと、
カブの土壌酸度に合わせた土づくりを行うことがポイントです。
また、ハクサイ、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、
コマツナなどの他のアブラナ科野菜を育てた場所で育てると、
この根こぶ病も発生しやすくなりますので、別の場所で育てましょう。
これは、カブを育てた畑に、アブラナ科野菜を育てる時も同様です。
なるべく、連作にならないよう、上手く畑の輪作設計を立ててみてください。
また、根こぶ病に抵抗のある「CRもちばな」「CR鷹丸」など、
“CR”と名前に付いた品種は根こぶ病に抵抗性のある品種ですから、
それにすれば、ある程度、根こぶ病の発生を予防することができます。
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