カブの種まき|直根性の野菜で直播栽培を行います

地方品種のカブの旬は、晩秋?初冬くらいです。
ダイコンとは、またひと味違った感覚で楽しめます。
昔から、保存食としても良く利用されていましたので、
収穫したカブは、お漬物にして楽しむのも良いと思います。
また、カブは根の部分はもちろん、葉を漬け菜として食べる地方もあります。
根よりも、葉の方が栄養素がたくさん詰まっていますから、
家庭菜園では、根の部分だけではなく、葉も是非味わってみてください。
お味噌汁、スープ、煮物などに適しています。
■カブは直播栽培で育てる
カブは、直根性の野菜で、根の部分が大きく育ちます。
そのため、移植ではなく、種まきから栽培するのがポイントです。
生育の途中で移植するとなると、根が割れやすくなってしまうため、
必ず、直播栽培を行います。
生育に必要な温度は、15?20度ほどです。
暑さや乾燥には非常に弱く、その分、寒さに強い特徴があります。
種まきは、春、夏、秋とできますが、美味しいカブの収穫なら、
病害虫の被害も少なく済む、秋まきがおすすめです。
種まきの後は、不織布を使用したり、寒冷紗、防虫ネットを利用してトンネル栽培にするなど、
害虫の予防対策を行います。
不織布も利用したベタがけは、コナガやアオムシの食害の他、
土の乾燥や、保温効果も高いので、おすすめです。
まだ、小さい苗のうちは特に、発芽の安定性も高まるため、
不織布をベタがけして、幼苗を害虫や、乾燥、気温の低下から守ってあげるようにしてください。

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この記事を書いた人
こう

脱サラしてやりたかった農業に就農しました。
半農半IT生活を楽しんでいます。

経歴
大学院農学研究科修士課程を卒業
種苗会社で農場長をつとめ、野菜苗の生産
農業資材販売会社で肥料、農薬などを農家に販売
脱サラして就農

取得した資格
緑の安全管理士
野菜ソムリエ
施肥技術シニアマイスター
土壌医2級
JGAP指導員
毒劇物取扱者

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