スイカは漢字で「西瓜」と書きます。
これは、中国に伝来した時に「西から来た瓜」とされたためだと言われます。
また、スイカは日本で「水瓜」と表記することもあります。
この理由は、スイカの約90パーセントが水分でできていることにあり、
アメリカでも、「WaterMelon(ウォーターメロン)」とされているからです。
そんなスイカは、水分ばかりで栄養素がないと思われがちですが、
その残りの10パーセントには、ビタミンB1、B2、ビタミンC、ミネラル類、
アルギニン、糖分が含まれており、疲労回復にとても効果的だと言われます。
その中でも特に注目されているのは、カリウムとシトルリンです。
カリウムは、利尿作用があるので、高血圧、膀胱炎、腎炎などに効果的です。
シトルリンは、アミノ酸の一種であり、血液の流れを良くする効果、
老廃物などを上手く排出する効果、下半身のむくみや、女性に多い冷え性、
男性機能の回復などに役立つとされています。
日本ではあまり食べることのない種の部分には、脂肪分や、
タンパク質、ビタミンBやビタミンEが多く含まれ、薬用として使われることもあります。
また、原産地となる砂漠地帯では、種も食用として活用していたのだそうです。
ただし、スイカには体を冷やす効果がありますので、食べ過ぎると、
下痢などの症状が出ることもあります。夏バテ予防に効果的ではありますが、
くれぐれも食べ過ぎないように、気をつけながら食べてください。
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