■2番花、3番花に着果させるのがポイント
スイカの雌花は、親蔓、子蔓ともに、7?8番目の節につき、
その後、5?6節ごとに雌花がついていきます。
最初につく雌花は、まだまだ株の成長段階の途中の花となるので、
そのに実を付かせると、生育が疎かになってしまうことがあります。
そのため、スイカの着果は2番花、3番花を狙って着果させるようにしてください。
また、着果を確実に行うために、人工授粉を行い促してあげます。
花粉はその機能の寿命が短いので、晴れた日のAM9:00頃までには、
遅くとも授粉の作業を終えるようにしてください。
授粉の作業日は、収穫期の目安になりますので、メモを取り、
それに合わせて収穫時期を考えていきます。
■スイカは、摘果の作業も重要!各蔓に対して1つの果実となるように
着果後、2週間くらいの間に、形の良い丸くなった実や、
外観から見て、傷のない綺麗な実を選んで各蔓1つの果実となるよう、
摘果の作業を行います。
スイカは、他のトマトやナスなどの果菜類と比べても特別大きく、
この摘果の作業はとても重要なものとなります。
大きく育つためには、それ相応の栄養素が必要となりますので、
他の果実に栄養素を送らなくて済むように、摘果を行うのです。
また、これと同じ理由で、果実より下にある孫蔓や脇芽も同様に、
かき取るようにして、大きくスイカが育つように調節します。
また、残す果実の先にある蔓や脇芽に関しては、
大きく育つ上で栄養素を届ける邪魔をするわけではないため、
特に何も行わなくても問題ありません。
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