とうもろこしの種類と育て方|ヤングコーンを収穫して1つにしよう

トウモロコシは、大きく分けると6種類に分類できます。
スイートコーン、ポップコーン、デントコーン、
フリントコーン、ワキシーコーン、ソフトコーンです。
この中で、家庭菜園での栽培に適するトウモロコシが、
スイートコーン(甘味種)です。
スイートコーンの中にも、いくつか品種があり、
粒色が黄色い「ゴールドラッシュ」、
黄色に白が混じる「ゆめのコーン」や「ピーターコーン」
そして、クリーム色の「バニラッシュ」などがあります。
トウモロコシの原産地は、メキシコとされています。
そのため発芽適温は25?30℃と高く、
生育適温も20?30℃と高いので、
日当たりのよい場所と温度の確保が必要となります。
まず土作りですが、植え付ける2週間以上前に、
苦土石灰を混ぜ込んでおきます。そして1週間以上前になったら、
堆肥と化成肥料をしっかりと漉き込みます。
トウモロコシは栄養吸収力が強いので、
1?あたり2?3?の堆肥が必要となりますが、連作障害はありません。
種は一晩水につけてから撒くと、10日くらいで発芽します。
発芽してからは、毎日、土が濡れる程度に水やりをします。
また、1か月くらい経ったら、追肥します。2?3カ月経つと、
雌穂が数本出てきます。ここで大切なことは、
もったいないと思って雌穂をそのままにしておくと、
養分が分散されて、大きくなりません。
もったいないと思わないで、一番上の雌穂を残して、
他の雌穂は摘んでしまいます。摘んだ雌穂はヤングコーンとして食べることができます。
雌穂にひげが出てきて3週間くらいすれば食べ頃となります。
注意したいのは、野鳥による食害です。
光り物を吊るすなどして野鳥が近づかなくするようにします。
また、収穫したトウモロコシに実がしっかりと入っていない場合があります。
これは雌花の開花が遅れ、雄花との受粉がうまくいかないからです。
受粉しやすいように最低でも10株以上植えて群落を作らないといけません。
私は昨年きれいに植えたいがために、離して植えたため、不稔粒が多くなってしまいました。
トウモロコシは取り立てが最高の風味と食感があります。
数ヶ月間苦労した甲斐があったと思えるほどおいしいです。

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この記事を書いた人
こう

脱サラしてやりたかった農業に就農しました。
半農半IT生活を楽しんでいます。

経歴
大学院農学研究科修士課程を卒業
種苗会社で農場長をつとめ、野菜苗の生産
農業資材販売会社で肥料、農薬などを農家に販売
脱サラして就農

取得した資格
緑の安全管理士
野菜ソムリエ
施肥技術シニアマイスター
土壌医2級
JGAP指導員
毒劇物取扱者

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