プランター栽培は、通常の畑を用いた家庭菜園とは育て方が異なります。
それは、肥料についても例外ではありませんので、プランター栽培の肥料の与え方について、
詳しく説明させて頂きたいと思います。
プランター栽培では、培養土の容量が少ないですから、畑での栽培と比べて、
肥料分を保持する土が少ないと言えます。
しかし、多めに与えれば肥料焼けを起こすこともありますので、
過剰に肥料を与えないように注意しなければなりません。
■肥料焼けとは?
肥料焼けは、根っこの持つ溶液濃度と比較して、
土壌の溶液濃度が濃くなってしまった時に発生するものです。
土壌の溶液濃度が濃くなった状態は、根が肥料を吸収しにくくなる他、
根の水分を奪ってしまうことに繋がるため、生長を阻害することになります。
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プランター栽培では、定期的な水やりが必要となりますので、
肥料は流れでてしまう部分も多く、肥料切れを起こしやすいと言えます。
そのため、速効性の高い肥料をこまめに与える方法や、
緩効性肥料をじわじわと効かせる方法が有効です。
こうすることによって、肥料焼けはもちろん、肥料切れを予防することができます。
■プランター栽培で育てやすい野菜
プランター栽培は、栽培期間の短い野菜が育てやすいと言えます。
特に葉物野菜などは、化成肥料の元肥だけでも充分に育てることができます。
それ以外の野菜を育てる場合は、緩効性肥料を元肥に施すようにし、
生育に合わせて、追肥を行う方法が良いでしょう
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