プランター栽培の肥料のやり方|肥料焼けには注意

プランター栽培は、通常の畑を用いた家庭菜園とは育て方が異なります。
それは、肥料についても例外ではありませんので、プランター栽培の肥料の与え方について、
詳しく説明させて頂きたいと思います。

プランター栽培では、培養土の容量が少ないですから、畑での栽培と比べて、
肥料分を保持する土が少ないと言えます。

しかし、多めに与えれば肥料焼けを起こすこともありますので、
過剰に肥料を与えないように注意しなければなりません。

■肥料焼けとは?

肥料焼けは、根っこの持つ溶液濃度と比較して、
土壌の溶液濃度が濃くなってしまった時に発生するものです。

土壌の溶液濃度が濃くなった状態は、根が肥料を吸収しにくくなる他、
根の水分を奪ってしまうことに繋がるため、生長を阻害することになります。

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プランター栽培では、定期的な水やりが必要となりますので、
肥料は流れでてしまう部分も多く、肥料切れを起こしやすいと言えます。

そのため、速効性の高い肥料をこまめに与える方法や、
緩効性肥料をじわじわと効かせる方法が有効です。
こうすることによって、肥料焼けはもちろん、肥料切れを予防することができます。

■プランター栽培で育てやすい野菜

プランター栽培は、栽培期間の短い野菜が育てやすいと言えます。
特に葉物野菜などは、化成肥料の元肥だけでも充分に育てることができます。

それ以外の野菜を育てる場合は、緩効性肥料を元肥に施すようにし、
生育に合わせて、追肥を行う方法が良いでしょう

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この記事を書いた人
こう

脱サラしてやりたかった農業に就農しました。
半農半IT生活を楽しんでいます。

経歴
大学院農学研究科修士課程を卒業
種苗会社で農場長をつとめ、野菜苗の生産
農業資材販売会社で肥料、農薬などを農家に販売
脱サラして就農

取得した資格
緑の安全管理士
野菜ソムリエ
施肥技術シニアマイスター
土壌医2級
JGAP指導員
毒劇物取扱者

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