私たちの体と同じように、野菜も、病気にかかる理由はさまざまです。
主に、ウィルスによるもの、細菌(バクテリア)によるもの、カビによるものなどがあります。
ウィルスによる病気で、代表的なのはモザイク病などです。
この病気は、生物に寄生することでウィルスが繁殖することになるため、
アブラムシ・ウンカなどの害虫によって、伝染されるものです。
また、1度モザイク病にかかった作物の葉の汁、土壌からも伝染するため、
次の年の作付け時にも、影響が出る可能性があります。
発見次第、抜き取る他対処法がないので、できるだけすぐに対処するようにして、
それ以上、病気が蔓延しないように注意しなくてはいけません。
私たちの手からも作物へ、伝染する恐れがありますので、病気にかかった作物の
対処を行った後は、綺麗に手を洗うようにして、他への蔓延を防ぐようにしてください。
特に、アブラムシの被害の多いアブラナ科の野菜には充分注意し、
アブラムシの被害に遭わないようにすることも、同時に行なってください。
細菌による病気の代表例は、軟腐病や青枯れ病などがあります。
野菜全体の生育が著しく悪くなり、急に枯れてしまうこともある怖い病気です。
カビによる病気は、うどんこ病、べと病などが代表的です。
野菜に付いた胞子より、野菜の中へ侵入して、生育を阻害します。
放っておくと、それはすぐに全体へ広がって枯れてしまいますので、
うどんこ病や、べと病などが見られた場合は、すぐに対処するようにします
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