連作障害の出やすい野菜は、あけるべき期間が長くなります。
例えば、トマトやナス、ピーマスなどのナス科の野菜に関して言えば、
5年以上、同じ土地で栽培しないほうが良いとされています。
連作障害が出るものの、それほど出やすくはない、ネギやレタス、
ほうれん草などに関しては、1年間は同じ土地で栽培しないほうが良いとされます。
この目安のことを輪作年限といいますが、同じ科の野菜であっても、
輪作年限が異なる場合もあるため、充分に注意して管理する必要があります。
例えば、ウリ科の野菜を例にとって説明すると、
カボチャは、連作障害が極めて少ないと言われる野菜であるものの、
キュウリや、スイカに関しては連作障害が出やすいとされています。
スポンサーリンク
同じウリ科の野菜ではありますが、キュウリの場合には2年間、
スイカの場合は、5年以上の期間を開けなければ、同じ土地で栽培ができません。
輪作年限の目安は、連作障害が少ないもの、1年はあけるべきもの、
2年はあけるべきもの、3年はあけるべきもの、5年以上あけるべきもの
に大きく区分されます。
さまざまな野菜の輪作年限を知った上で、家庭菜園の土地を分割化し、
組み合わせて行くと良いかと思います。
特に、家庭に並べやすいレタスや、トマトなどの野菜、
輪作年限の長い、ナスやピーマンなどの野菜など、毎年作りたいもの、
作るのに制限のかかるものより、畑を埋めていくと、管理がしやすいです。
また、これからの計画は先に5年分ほどを準備しておき、
それをメモとして残し、それに沿った栽培をしてみてください。
スポンサーリンク
コメント