トマトの苗を植えつけた後は…?
トマトの苗を植え付けたら支柱を立てて紐などで軽く固定します。
トマトのお手入れの中でも重要なのは「芽かき」ですので、
こちらについて詳しく紹介していきます。
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芽かき(摘芯)とは?
脇芽を手でひねるようなイメージで摘み取ることを芽かきといいます。
大体トマトの場合、植え付けから10日ほど経過すると、
枝の付け根からどんどん脇芽が出てくるようになります。
伸ばしっぱなしにしてしまっても、枝の数が増えて花の芽も付きますから
問題ないように感じますが、花芽が増えれば増えるほど
主枝となる部分の生長が遅れることにもなりかねません。
また、トマトの実がつきすぎて1つ1つに栄養が回らず
トマトの味を落としてしまうことにも繋がります。
トマトの連作障害について
ナス科の植物であるトマトは連作障害についても
気をつけなければなりません。
同じナス科の植物を毎年同じ場所で育てると、病気になりやすく
なったり、育ちにくくなるといった連作障害が生じます。
他のナス科の植物はナスやジャガイモなどがありますが、
トマト⇒トマトは勿論、トマト⇒ジャガイモとしても
連作障害は起こりうるケースです。
ナス科の植物は同じ場所で栽培しないように
ナス科⇒マメ科など違う品種・違う科のものを育てるように
心がけましょう。
トマトのお手入れで注意したいこと
トマトは雨に弱いという傾向があります。
直接雨に当たってしまうと割れてしまうこともあります。
6月や台風の時期などは最も気をつけたい時期と言えます。
高温多湿の天気が続くとモザイク病やうどんこ病などの病気にも
なりやすくなるため、雨が直接当たらないような工夫が必要です。
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トマトを栽培している農家のほとんどはハウス栽培です。
家庭菜園で行う場合も雨除けは必須となります。
トマトは乾燥している地域の植物となるので、
こういった特徴をもっているのです。現代では色々な品種改良が
試みられていますが、こういった性質はなかなか変えることが出来ないようです。
初心者にお勧めなのはミニトマトやプチトマト
根っこの強いトマトは育てやすい植物だとされていますが、
普通のトマトを完熟させるまで育てるのはなかなか難しいことです。
そのため家庭菜園をはじめてやる方や、初心者の方は、
プチトマトやミニトマトなどの品種を育てるのが良いかと思います。
ベランダなどの小さいスペースでも育てられるので
非常に人気です。
トマトを育てるためにお勧めの品種
ハウスなどの雨除けも必要なく、病害虫にも強い
豊福やホーム桃太郎などの品種は大きなトマトの中でも
育てやすい品種といえます。
スーパーなどでは基本的に販売されていない品種も
カゴメやデルモンテなどから苗として販売されているので
そういったトマトを育てるのも1つの醍醐味です。
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