ナスは暖かくなるにつれ、紫色の形の良いものが形成されていき、
順次収穫をすることが出来ます。
やがて株の勢いも落ち着いていき、実止まりが悪くなり、
収穫量も減っていきますので、6月、梅雨をあけた頃になると、
既に老衰していきます。
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こういったケースが起こるのは、なり疲れ、肥料不足が原因です。
ナスは肥料を好む作物ですので、収穫が出来るようになったら、
15日に2度ほど、追肥を行なっていくことが必要となります。
また、茎葉や花の状態を良く観察するのもポイントです。
茎は太く健康に育つのが良く、葉は厚みがあるようにします。
更に開花した上には4枚?5枚ほどの葉が開いていて、
花も大きく、色鮮やかであり、雄しべよりも雌しべが長いようになるのが、
健康的なナスの象徴です。
これらの条件が満たしていないようであれば、栄養不良が
考えられますので、一刻も早く肥料を与えるなどの対策が必要です。
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まず、出来る対策の1つとして株の負担を軽くすることがあげられます。
ナスを若取りしてしまうことで、1株に対する負担が軽減出来ます。
また、硬くなった通路近辺の根っこが伸びる場所の土に鍬を入れ、
通気性を良くすること、かん水をすること、乾燥対策をすること、
追肥をすることが重要です。
葉っぱが混みすぎると、日光が当たりにくくなりますので、
ナスの色味が落ち、病害虫も発生しやすくなります。
その場合は、摘葉することも必要となります。
また、整枝やチャノホコリダニ、アブラムシ、スリップスなどの、
防除もしてください。
↑ナスについたアブラムシ
7月末頃を目安に剪定を行います。
ここでは、株の周りを掘り起こし、完熟堆肥、化成肥料、油粕などを
追肥すれば、秋茄子までしっかりと楽しむことが出来ます。
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