カイランの育て方|葉っぱと、柔らかい花茎を収穫するキャベツの仲間

夏真っ盛りとなると、家庭菜園も季節にやられ青物が収穫しにくくなります。
そんな時に育てておくと重宝するのがカイランです。

カイランはキャベツの葉に似ているキャベツの仲間ですが、
早くから茎がぐんぐん伸び、とう立ちします。
その時の葉っぱと、柔らかい花茎を収穫出来るのです。

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原産は南方系なので、耐暑性があるのが特徴です。
比較的温かい地域で栽培されている野菜となりますので、日本の夏でも
育てることが出来、収穫を楽しむことが出来ます。

種のまき時はさまざまですが、夏に収穫することを考えると、
夏より少し前に行うのが良いかと思います。収穫までの日数が、
50?60日ほどなので、逆算して種まきを行います。

種をまく前には、完熟堆肥・油粕・化成肥料を使って土作りをします。
その後、50センチ間隔で鍬幅のまき溝をつくって、3?4センチ四方に
1粒ずつ種をまいていきます。

随時間引きを行なっていきますが、最終的な目安は10センチほどです。
この間に追肥を2回ほど行い、肥料不足にならないよう、
注意しながら育てていきます。

また、セルトレイ(128穴)を使って本葉4枚ほどになってから、
植えつけるようにすると、良品が揃って育てられるようになるので、
セルトレイを使った方法で育苗するのも良いかと思います。

肥料の点でいえば、直播きと同様です。
害虫の被害にあいやすいので、良く観察をして防除を怠らないようにしましょう。

また、防除の方法としてはベタ掛け資材が適しています。
トンネル状に覆ってあげると、虫が飛んでくるのを防ぐことが出来ます。

収穫は高さ15センチほどです。
若葉や蕾の部分は揚げ物、天ぷら、炒めものとして、茎の部分は、
サラダなどにも使えますよ。

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この記事を書いた人
こう

脱サラしてやりたかった農業に就農しました。
半農半IT生活を楽しんでいます。

経歴
大学院農学研究科修士課程を卒業
種苗会社で農場長をつとめ、野菜苗の生産
農業資材販売会社で肥料、農薬などを農家に販売
脱サラして就農

取得した資格
緑の安全管理士
野菜ソムリエ
施肥技術シニアマイスター
土壌医2級
JGAP指導員
毒劇物取扱者

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