夏の家庭菜園といえば、トウモロコシです。
トウモロコシはスーパーなどで売られているものと自宅でつくった
とりたてとの差が大きいものでもありますので、非常にお勧めです。
しかし、家庭菜園で育てる場合は皮を向いてみたら実が少なかった、
なんてケースも少なくありません。
どのようにすれば、実入りの良い美味しいトウモロコシがつくれるのでしょうか?
そのポイントは、花粉にあります。
高さが1メートルを超えると先端の雄穂が先に伸び出し開花します。
次に雌穂の糸が伸びて開花し、上の花粉が下に落ちて受粉となります。
雌穂に充分に花粉がつけば実入りの良いトウモロコシを作ることが
出来ますので、このしくみを充分に覚えておきましょう。
受粉を完全に行わせるために、幼穂の成長段階で低温や、
乾燥を避けるようにします。こうすることで、元気な開花がみられます。
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生育が遅れてしまうと、雌花の開花が遅れてしまい受粉出来る期間が
短くなってしまうので、不稔が増えます。
花粉自体は1日で発芽能力がなくなってしまいますので、
幼穂の生長が遅れないように、しっかりと管理することが重要です。
更に栽培する株数が少ない場合は、飛散する花粉も少なく、
不稔粒になりやすいので、少なくとも2列×5株=10株ほどは、
まとめて作るようにすることがお勧めです。
また、光合成を良く行わせるために下の方から出た脇芽も摘み取らない事、
一穂を残し、小さい穂は随時取り除くのもポイントとなります。
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