ブロッコリーは食卓に並べるにも、お弁当にも、彩りが良く
非常に重宝する野菜の1つでもあります。
今日は、そんなブロッコリーを家庭菜園で育てる時のお手入れに
ついて紹介していこうと思います。
ブロッコリーの芽が出始めたら、間引きをします。
大体30センチの感覚で、早めに間引きをすることを心がけてください。
間引きは勿体無い、可哀想といった気持ちもありますが、
間引きをせずに育てると、株がどんどん弱っていってしまいます。
心を鬼にしてでも、間引きは行なってください。
最近は、スプラウトといってブロッコリーの種をカイワレのように
発芽させたものがスーパーなどでも販売されています。
間引きした苗は、このスプラウトと同じようにサラダなどにして
食べることが出来ますので、2通りの楽しみが出来ます。
9月?10月頃のブロッコリーは害虫の被害にあいやすいです。
コナガやヨトウガの幼虫が一般的ですが、成虫のガが葉っぱに
卵を産み付けてしまうことによって発生します。
害虫の被害にあわないためにも、ガに卵を産み付けられないように、
プランター自体を寒冷紗で覆ってしまうなどの対策をしましょう。
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■スティックセニョールについて
茎の長いブロッコリーのような形をしているものは、
ブロッコリーの親戚といわれる「スティックセニョール」です。
近年人気の野菜ですが、ブロッコリーとカイランと呼ばれる中国野菜とを
掛けあわせた野菜で、日本にて開発されました。
日本人にはあまり馴染みがなく、開発当初はアメリカに輸出され、
アメリカで人気となった事から、日本でもスティックセニョールの
人気が徐々に高まるようになりました。
その栽培方法はブロッコリーと同じですが、スティックセニョールは、
脇芽がどんどん出てくる野菜ですので、長く収穫を楽しむことが出来ます。
また、甘みが強くお子さんでも食べやすい野菜でもありますので、
このあたりでも非常に人気が高いと言えます。
その他、山口県で開発された中国野菜のサイシンとブロッコリーを
掛けあわせた「はなっこりー」や、カリフラワーとブロッコリーを
掛けあわせた「ロマネスコ」など、ブロッコリーには色々な種類があります。
折角の家庭菜園ですので、こういったブロッコリーの親戚を、
育ててみるのも、面白いかも知れませんね。
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